私(中澤)は友達が少ない。ゆえに、基本、家に遊びに来る人なんていないわけだけど、その5畳半の男所帯に後輩が遊びに来る運びになった。えらいこっちゃ!
あわあわしながら掃除したわけだけど、掃除したらより浮き彫りとなる圧倒的エンターテイメント性の無さ。やはり後輩をウェルカムするためにはアレしかない。最後のピースを調達するべく、私は千葉の山へ向かった。
・1カ月前
時は2025年12月11日にさかのぼる。猟師である仲村さんに私はあるものの調達を依頼していた。
環境省に認定を受けた有害鳥獣捕獲等事業者『株式会社TSJ』の代表取締役であり、千葉県君津市でジビエショップ兼ジビエレストラン『猟師工房』を運営している仲村さん。私がそんなジビエ肉のプロに調達を依頼したものとは……
熊の手だ。
中国で古来より高級食材とされる熊の手。『熊掌(ゆうしょう)の角煮』は、古代中国では皇帝や貴族が食した最高級の宮廷料理だったという。
・奇跡
熊の手は素人が簡単に入手できるものではないが、プロの仲村さんに相談してみたところ、仲村さんの大親友の猟師・村井さんが運営する会社『狩猟屋』に害獣駆除した熊の手が余っているとのこと。そんなことあるんですか?
奇跡すぎたから、以前の記事で迷惑をかけたお詫びにあひるねこ記者を熊の手でもてなすことにしたわけだ。なんたって、皇帝や貴族が食した最高級の珍味の1つ。おもてなしにはもってこいだろう。
