・熊の手調達
その富山県のツキノワグマの手は12月18日に『猟師工房』に到着。毛抜き等の下処理は仲村さんにお願いしたんだけど、仲村さんによると、圧力鍋でガッツリ煮た上で毛を抜いて処理にトータル3時間かかったそうな。多大なるご協力感謝します。
かくして、冒頭に戻る。あひるねこ記者を鍋パに誘った後、私は房総半島の山奥にある『猟師工房』に向かったわけだ。空が広ーい。
片道3時間かけて、現地で仲村さんから熊の手をゲット。経緯が経緯だけにバトンを受け取ったかのようなズッシリとした責任を感じた。
・調理1日目
我々は1つのバトンを繋ぐチーム……受け取った熊の手の重みにそんな実感が湧く。もちろん、無駄にすることはできない。
仲村さんに、長時間煮ることをオススメされたので、鍋パの前日から調理を開始。小手調べに1時間くらい下茹でしてみたけど、確かに肉が全然柔らかくならない。カッチカチや。あと獣臭が凄い。
そこでさらに1時間ほど煮てみたところ……
急激に出汁のようなものが出始めて煮汁が白濁した。2時間経ってから突然発生した急激な変化におののきつつも、一旦出汁の味を確認してみると……
悪くない。出汁自体はそこまで獣臭もぜず、薄いコンソメみたいなまろやかさがある。これ、使えそうやな。そこで匂い消しも含めて生姜やみりんなどの調味料や野菜を投入。
さらに1時間煮てなんとなくの下準備が完了したので一晩置くことにした。
