・おあがりよ
あんなにカチカチだった肉もおたまで持ち上げるだけでプルプル揺れるくらい柔らかくなっている。煮る前は食べるところあるのか不安だったけど、ガシガシしていた骨周りがほとんどコラーゲンの塊になっていて、指の間に包丁を入れたらヌッと切れた。さあ、おあがりよ!
熊の手にかぶりつくあひるねこ記者。その味の感想は彼視点の記事『先輩の家で鍋パーティーをしたら、具材が「熊の手」だった話 / 初めて体験する『最高級ジビエの味』とは』を参照していただくとして、なんやかんやでテンションが上がっている。そうそう、その顔が見たかったんだよ。
この1カ月が報われたような気分になった。
料理を誰かに作るってのは良いものである。あひるねこ記者は記事で「一生の思い出になった」と書いていたけれど、それはこちらのセリフ。私にとっても一生の思い出になったのだった。
富山の地から村井さんへ、村井さんから仲村さんへ、仲村さんから私へ繋がれたバトンは、どうやら無事あひるねこ記者に届けることができたようである。これぞ命のバトン。全ての命へのリスペクトを込めてこの言葉を言いたい。
ご馳走様でした。
参考リンク:猟師工房公式インスタグラム「@hunter_works_drivein」、狩猟屋
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
