
【川崎の最新序列】“即戦力”4人をピンポイント補強。強気で臨む新シーズン、攻撃的かつ守れる戦い方の実現へ
いよいよ2月6日に開幕を迎えるJ1百年構想リーグ。シーズン移行前の特別大会に、各クラブはどんな陣容で臨むのか。本稿では川崎の最新序列とチームの現状をお届けする。
――◆――◆――
百年構想リーグを戦うにあたり、川崎は即戦力の4選手を補強。また、大学と高校から新卒5選手が新加入。レンタルバックで3選手が復帰した。4人のGKを含め、35人体制でシーズンに臨む。
即戦力の4選手中、3選手が守備的な選手なのは、昨季の失点数がリーグワースト3位タイの「57」に及んだことを反映してのもの。また川崎は、守備陣のレギュラークラス3選手が満了でチームを去っており、ピンポイントでその3ポジションを補強した形にもなっている。
守備陣の補強選手については、2年越しのオファーを実らせて獲得に至った谷口栄斗についてまずは言及したい。谷口は対人プレーはもちろん、配給に強みを持つ選手であり、攻撃的なチームを最終ラインから支えてくれるはず。
また、岡山のJ1昇格とJ1残留に貢献したスベンド・ブローダーセンの補強は、チョン・ソンリョンの穴埋めを狙ったもの。山口瑠伊とのポジション争いでGKのレベルが一段階上がることが期待される。
清水から補強した山原怜音は、左右両方のサイドバックでプレーでき、今季はファンウェルメスケルケン際がプレーしていた右サイドバックでの起用が想定されている。
攻撃的な選手としては唯一の補強となった紺野和也は、福岡時代に長谷部茂利監督の指導を受けている。サイドハーフの振る舞いを100パーセント理解したうえでの加入で、戦術理解はすでに完璧な状態だという。選手層の厚みのある右サイドハーフを主戦場として、チームの力になってくれそうだ。
新卒選手は2選手が負傷からのシーズンインになっており、少し長い目で見る必要がありそう。ただ、その中でも大卒ルーキーながら副キャプテンに指名された山市秀翔はボランチとしての高い能力に加え、明るい性格でチーム内の雰囲気を盛り上げる役割を任せたい選手だ。
期限付き移籍からの復帰組もレベルが高く、チームの底上げに寄与してくれそう。そんな今季はより攻撃的なスタイルを志向してシーズンに入っており、合宿中は精度と強度の向上にフォーカスを当てた練習を行なってきた。
リーグ最多得点を記録しながらも、守り切れなかった昨季を反省して入る今季は、攻撃的なスタイルを維持しつつ、守れる戦いの実現を目ざす。即時奪還を狙った前からの守備と、そのために全体のコンパクトさを保つようなスタイルを念頭に、シーズンを始めることになりそう。強気で臨むシーズンとなる。
沖縄合宿では、公開での練習試合を1試合実施。FC琉球を相手に行ない、45分+3本の形式で2−0、2−1、2−0と結果を残している。また、非公表でほかにも練習試合を実施している可能性があり、収穫と課題が出ているかもしれない。
通常であれば、開幕1週間ほど前に練習試合を1試合行ないシーズンに臨むが、このあたりの情報は公表されていないため詳細は分からず。
シーズン開幕を前に不安材料があるとすると、昨季の守備の問題をどこまで潰せているのか。その結果、攻撃面の良さが消えることはないのかが心配されるが、前述の通り、公開された練習試合1試合と、その後の選手たちへの取材を踏まえると手応えは良さそう。
開幕戦は柏が相手で、超攻撃的な戦いが繰り広げられそう。百年構想リーグ優勝の行方を占う大一番になりそうで楽しみだ。
取材・文●江藤高志(川崎フットボールアディクト)
【画像】J1百年構想リーグに臨む各クラブの“最新序列”を一挙紹介!
【画像】日向坂や乃木坂の人気メンバー、ゆうちゃみ、加護亜依ら豪華タレント陣が来場、Jリーグのスタジアムに華を添えるゲストを特集
【画像】長澤まさみ、広瀬すず、今田美桜らを抑えての1位は? サカダイ選手名鑑で集計!「Jリーガーが好きな女性タレントランキング」TOP20を一挙紹介
