現地時間2月5日(日本時間6日)のトレード・デッドラインが終わるまで、八村塁を巡るトレードの噂は尽きそうにない。
NBAレポーターであり、クリーブランド・キャバリアーズの地元メディア『cleveland.com』に所属するクリス・フィードールは、自身が共同ホストを務めるポッドキャスト番組『Wine and Gold Talk』で、キャバリアーズとロサンゼルス・レイカーズの間でトレードの協議が進んでいると発言。そのレイカーズ側のパッケージに、八村が含まれていると明かした。
「情報筋によれば、キャブズとレイカーズはディアンドレ・ハンターと引き換えに、ルイ・ハチムラとダルトン・コネクトをトレードする構想について話し合っており、さらに第3のチームを巻き込むプランを検討している」
またフィードールは、サラリー合わせのための第3のチームに、年俸総額がリーグで最も低いブルックリン・ネッツと、同29位のユタ・ジャズを挙げた。特にジャズは「コビー・アルトマン(キャバリアーズ球団社長)体制下で最も頻繁にトレードを行なった相手であり、アルトマンの親友の1人であるジャスティン・ザニックはジャズの幹部(ゼネラルマネージャー)だ」として、有力候補に挙げている。
八村の交換相手として名が挙がったハンターは、201cm・100kgの体格を誇る28歳のスウィングマン。八村と同じ2019年ドラフトで4位指名を受けた言わば“同期組”だ。指名したのはレイカーズだったが、その後アンソニー・デイビスを含む大型トレードでアトランタ・ホークスへ移籍し、NBAキャリアをスタート。2024-25シーズン途中にトレードでキャバリアーズへ移籍した。
タイプ的には3ポイントとディフェンスを売りとする3&Dで、昨季はともにキャリアハイとなる平均17.0点、3ポイント成功率40.5%をマーク。主にセカンドユニットの起爆剤として活躍し、シックスマン賞の投票では4位にランクした。
ただ、今季は攻守ともやや精彩を欠いており、特にフィールドゴール成功率42.2%、3ポイント成功率30.9%とショットが不発。ここまで42試合に出場(うち23試合に先発)し、平均26.2分のプレータイムで13.9点、4.3リバウンド、2.1アシストをマークしている。
一方の八村は、ここまで36試合に出場(うち27試合に先発)し、平均30.1分のプレータイムで12.1点、3.5リバウンド、0.9アシスト、フィールドゴール成功率50.0%、3ポイント成功率43.3%を記録。
2人を比較した場合、シュート力は八村に分があり、それ以外は同等か、ハンターの方がやや上か。レイカーズ視点で見れば戦力が大きくグレードアップするほどの補強とは言えず、また八村よりハンターの方が500万ドルほどサラリーが高いこと、ハンターの契約は来季まで続くこと、さらにケミストリーの問題など、デメリットも多い。
とはいえ、優勝するためには現状の戦力では物足りないのも事実で、ハンターがシステムに上手くマッチし、リーグ制覇へのラストピースとなる可能性も秘めている。
はたして、このトレードは実現するのか。キャバリアーズの地元記者が報じているだけに信ぴょう性も高そうで、2月5日の期限日まで両チームの動向から目が離せない。
構成●ダンクシュート編集部
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