最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
脳トレ四択クイズ | Merkystyle
「良いベースができた」バレーボール男子日本の指揮官が就任1年目を統括 手応えと課題「日本の特徴や強みは…」「もっと賢くならなければ」

「良いベースができた」バレーボール男子日本の指揮官が就任1年目を統括 手応えと課題「日本の特徴や強みは…」「もっと賢くならなければ」

公益財団法人日本バレーボール協会は1月30日に公式YouTubeチャンネルを更新。バレーボール男子日本代表を率いるロラン・ティリ監督と、同じく女子日本代表の指揮を執るフェルハト・アクバシュ監督の特別対談の動画を公開。就任1年目を終えたティリ監督から見た日本代表チームの現在地を語り合った。

 フランス出身のティリ監督は、21年東京五輪でフランス男子代表を初の金メダルへ導いた名将。20年からSVリーグの大阪ブルテオン(旧パナソニック)を率い、25年から男子日本代表監督に就任した。動画内では、就任1年目の率直な手応えから日本代表選手の特徴や強み、そして日本のバレーボール文化に触れながら感じた発見まで外国人監督の視点だからこそ語れる代表チームの姿に迫った。

 ティリ監督はまず、「私にとって興味深いシーズンだった」と就任1年目を振り返り、「良い点と悪い点があった。ハーフ&ハーフだ」と表現。男子はネーションズリーグでファイナルラウンドに進出(準々決勝でポーランドに敗北)したが、9月に行なわれた世界選手権では、まさかの予選敗退と苦杯を喫した。

「オリンピックの翌年のシーズンは常に難しいものです。多くの選手が休息を望み、疲弊しています。だから、新しいプロセスやシステムを始めなければならない。選手を理解し、彼らがどう連携するのか。私たちとの関係性を知る必要があった。とても刺激的でエキサイティングだったし、次のシーズンに向けて良いベースができた」
  メダル獲得はかなわなかったが、ティリ監督は日本人選手のバレースキルの高さに改めて驚きを感じたという。「日本のバレーボールの特徴や強みはスキルだと思う。選手たちは優れたディフェンスやパスができる。サーブについても要求すれば彼らは集中して取り組む。あらゆるところにスキルが詰まっている」と称える。

 その中でも指揮官が目を見張るのは、日本人選手は技術面だけでなく戦術面でも高い理解力が備わっている点が非常に高いポイントだと話す。「選手たち一人ひとりがバレーボールを熟知している。戦術などもすべて理解しており、非常に緻密で詳細まで把握している。ここにはサーブを打つ、ここには打たないなど、バレーボールIQの高さがあれば高さ・パワーといったフィジカル面の強さを持った他のチームよりも優れた戦術を持てる」と高く評価する。

 それに加えて、日本人の特性でもある規律正しさにも注目。「彼らはハードに練習しますし、礼儀正しい。これは他チームと比較しても非常に大きなアドバンテージだ。スキル、野心、そして集中する能力が非常に高い。それがクオリティを生んでいる」と続けた。

 ただ一方で、指揮官はフィジカル面についても言及。「日本人選手は身長がそれほど高くなく、世界の選手と比べると低い部類でパワーが控え目だ。そのため違う戦い方、プレースタイルを変えなければならない」と主張。「そのためには精神的に非常に強くある必要がある。欧州、ブラジル、アメリカのようにプレーしたくてもそれは不可能だから。もっと賢くならなければならない」と話し、現実問題としてフィジカルの差を認めつつ、違うアプローチで世界と戦っていく方針を示した。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】合流後即チーム最多の22得点!ドイツ撃破に貢献した日本のキャプテン、石川祐希を特集! Yuki Ishikawa photo gallery

【画像】合流直後にもかかわらず19得点!ドイツ戦で躍動した高橋藍を特集! Ran Takahashi photo gallery
配信元: THE DIGEST

あなたにおすすめ