MLBは現地時間1月28日、今季のトレード最終日を8月3日午後6時(米東部時間)に設定すると発表した。メジャー公式サイト『MLB.com』をはじめ、米国各メディアにより報じられている。
夏場を迎えたシーズン後半戦に設定されるトレード期限では、毎年、各球団が“駆け込み”で選手の獲得・放出に踏み切り、プレーオフや次期シーズンに向け、チームそれぞれの方向性が明確となるタイミングだ。そのリミットが昨季の7月31日より変更され、「3日」延びる形となった。
この発表を受け、トロント・ブルージェイズ専門サイト『JAYS JOURNAL』が、新シーズンの球団運営について見解を示している。
同メディアは1月29日、「MLB、トレード期限を変更 ブルージェイズにさらなる重圧」と銘打った特集記事を配信。その中で、「この期限延期はブルージェイズをはじめとする優勝争い中のチームにとって、ロースター補強に関する判断をさらに慎重に行なう必要があることを意味する。獲得する選手と、その代償として支払う対価を、より綿密に見極めなければならない」と主張している。
さらに、「ブルージェイズのロス・アトキンスGMが考慮すべき大きなポイントのひとつは、期限当日までトレードを待った場合、特にレンタル選手はブルージェイズでプレーする試合数が減るという点だ」と指摘。続けて、「わずか3日とはいえ、この時期の3日間で(チームが置かれる)状況が大きく変わることは珍しくない」と説いている。
同メディアは今季について、「2026年8月最初のシリーズ(7月31日~8月2日)は、買い手と売り手を分ける大きな分岐点になり得る」と分析。続けて、「例えば、2025年の期限でブルージェイズ最大の補強はガーディアンズから獲得したシェーン・ビーバーだったが、もし順位を詰めるための追加の3日間があったなら、果たして同じ決断を下していただろうか」と想いを巡らせている。
そのうえで、ブルージェイズが行なってきたオフの大物選手獲得により、夏場での補強は小規模になる可能性があると見込む一方で、「しかし、シーズン最初の4か月で負傷や不調に見舞われる選手が出てくるのは避けられず、8月3日に向けて何らかの補強が必要になる可能性は高いだろう」などと論じている。
もちろん、今回の変更はブルージェイズのみならず、全ての球団に影響を及ぼすこととなる。シーズンも佳境を迎える今年の夏、トレードデッドラインではどんなドラマが起こるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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