『スターダム旗揚げ15周年記念 STARD1/31【スターダム】(1)OM Supreme Fight in KORAKUEN 2026(1.31)』後楽園ホール(2026年1月31日)
○上谷沙弥&小波&吏南vs壮麗亜美&朱里&スターライト・キッド×
ワールド王者・上谷がキッドとの前哨戦に直接勝利。試合後、マスク剥ぎも敢行し、「スターライト・キッドと今の私には天と地の差がある。あいつの言う新しい時代なんて一生来ねえよ!」と断言した。
2・7大阪大会でワールド王座戦「上谷vsキッド」、ワンダー王座戦「小波vs壮麗」を控える中、この日のメインで赤白ダブル前哨戦が組まれた。王者・上谷&小波が吏南、挑戦者・キッド&壮麗が朱里とそれぞれ組んで激突。上谷は新日本1・4東京ドーム大会以降、「有給休暇」として戦列を離れていたが、1・24高田馬場大会から復帰。キッドとの前哨戦が幕を開けたばかりだった。
キッド&壮麗&朱里が奇襲攻撃。キッドがドロップキックを上谷、壮麗がショルダータックルを小波に同時に決めて機先を制したが、H.A.T.E.は場外戦で逆転。上谷はキッドを何度も客席に投げ飛ばす。マスク剥ぎはキッドが食い止め、激しいエルボー合戦を展開。リングに戻ると上谷がサッカーボールキックやフロントキックなど荒々しく攻め立てた。
中盤、小波と壮麗の白前哨戦に。壮麗がショルダータックルをぶちかませば、吏南の加勢を得た小波はスライディングレッグラリアットで反撃。フィッシャーマンスープレックスから脇固めで捕らえる。ミドルキックを連発すれば、負けじと壮麗は逆水平で応戦。三田英津子を想起させるブレイジングチョップも叩き込む。小波も雷の如くを食い止め、スリーパーで捕獲。耐えた壮麗がラリアット、ブルーサンダーの猛攻に出ると、小波もハイキック、ジャーマンで徹底抗戦したが、壮麗は意地のラリアットを叩き込んだ。
そして再び上谷とキッドが向き合った。激しいエルボー合戦で火花を散らし、上谷が連打でねじ伏せれば、キッドはスワンダイブ攻撃を阻止。エプロンの上谷を変型ドラゴンスクリューでひねり上げる。すかさず黒虎脚殺で絞め上げたが、小波と吏南が飛び込んで鎮圧。ならばと朱里がサッカーボールキックで上谷を蹴り飛ばし、壮麗が両腕ラリアットで小波と朱里をまとめて蹴散らす。呼応するようにキッドはコーナー最上段からのプランチャを発射した。
孤立した上谷に壮麗がスライディングラリアット、朱里がランニングニーと一気呵成。キッドが旋回式ダイビングボディプレスを放ち、上谷がスピンキックで反撃しても旋風脚を回避して再び黒虎脚殺で捕らえてギブアップ寸前に追い込む。そして黒虎天罰で突き刺し、ムーンサルトを狙ってコーナーに上がった。
すると吏南が急行して妨害。吏南がドロップキック、小波がジャーマンを立て続けに決めた。すかさず上谷が旋風脚で追い討ち。スタークラッシャーを阻止されても、キッドのスタースープレックスは決めさせず。セコンドの琉悪夏がボックス攻撃で援護射撃すると、上谷はスクールボーイスープレックスの体勢からシットダウンパワーボムを敢行。朱里と壮麗が飛び込んでも吏南がミサイルキックで迎撃し、小波は壮麗の顔面に白スプレーを噴射。すかさず上谷がスタークラッシャーを爆発させてキッドから3カウントを奪った。
上谷が大阪ワールド戦へキッドに直接勝利。それでも飽き足らず試合後、キッドのマスクを引き裂くと、一気に引っぺがした。素顔を隠して去るキッドに向かって上谷は「おい、キッド。今どんな気分? おい、逃げんのかよ? キッド!」と嘲笑。「スターライト・キッドと今の私には天と地の差がある。あいつの言う新しい時代なんて一生来ねえよ!」と言い切った。
小波も顔面を真っ白に染めた壮麗をあざ笑い、「おい、壮麗。どうした? 真っ白になってるじゃないか。いやあ、もっとお前は頭がいいと思ってたし、もっと私を楽しませてくれると思ったのに残念だな。2・7どうやって私を楽しませてくれるの?」と見下しながら問いかけた。すると壮麗は「私、言ってんだろ! 何でもしてもらって構わないって。2・7、いいよ。もうスプレーだって凶器だってなんだって使ってもらって構わない」とあらためて強調。「それも全部受け止めて、全部攻略して、もう私はどうなってもいい。絶対に2・7勝って、この白いベルト獲る!」と強い覚悟を口にした。
そして最後に上谷が「ベビーフェイスたち、隅から隅まで全員ぶっ潰してやるよ! 今年もH.A.T.E.の時代、お前ら絶対についてこいよ! しもべたち、ひざまずけ。永遠にさようなら」と締め。大阪ダブル前哨戦はH.A.T.E.が制して今月最後の後楽園大会の幕が下りた。
【試合後の上谷&小波】
▼上谷「キッドの最後の顔見たあ? 最高だったねえ。グチャグチャになっちゃって。2・7大阪タイトルマッチ当日もね、このあいつの首、しっかり獲ってやるから。そして今日決めた。スタークラッシャーであいつを脳天から突き刺してやるよ」
▼小波「おい、壮麗。お前は私のスプレー、凶器、なんでも受けて勝って言ってたよな。なんてつまんないんだよ、お前はマイクも試合もよ。こんだけGod's Eyeのことバカにしてきたのに、お前は怒りすらないのか? だからお前のプロレスはつまんねえんだよ。2・7どこまでできるかな? 私がお前の信じてるものすべてぶっ壊してやるよ。スターダム、ジ・エンドだ」
【キッドの話】「(星来から渡されたマスクをかぶって)ありがとう。上谷に今日もマスクを破られ、剥ぎ取られ、持っていかれた。こんな姿にされて、あそこまで言われて、悔しいよ私は! 悔しい…ホントに。上谷にこれだけの思いがあるのに勝てない私が悔しいし。でも2月7日、大阪では絶対私が勝つ。あの上谷を絶対ぶっ倒す。私がスターダムと女子プロ、プロレス界の顔になって、上谷の時代を終わらせて、私が新しい時代をスターダムに切り開いてやります。こんなことをして、あんなことを言ったことを後悔させるぐらいに! 2・7大阪、私が絶対! やってやるんで見ていてください」
【壮麗の話】「小波につまんないだとか、God's Eyeどうだとか、メチャクチャ言われてきて、悔しくないはずがないんですよね。でも2・7、私は私の信じるプロレスをします。どんなにお前がつまらないって言ったって、私のプロレスが好きで応援してくれる人もたくさんいる! お前は私が信じるもの全部潰すって言ってたけど、逆に私が潰してやるよ!」

