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ロト6で3億2000万円を当てた男が、波乱万丈の末にたどり着いた「お金」「仕事」「幸福」の答え「再び高額当選を手にしたら買いたいものは…」

ロト6で3億2000万円を当てた男が、波乱万丈の末にたどり着いた「お金」「仕事」「幸福」の答え「再び高額当選を手にしたら買いたいものは…」

タイで暮らして見えた、日本の価値

現在、久慈さんはタイのバンコク郊外、アユタヤに家を購入し、日本との二重生活をしている。

「住む家を買ったので、それでほぼほぼお金はなくなりました。タイにいる時は、タイ人の彼女と一緒にそこで生活しています」

「物価が安い国」というイメージのあるタイだが、現実はそう単純ではない。

「タイも物価は上がっていますし、円安もあって、日本と同じような暮らしをしようと思ったら厳しいです。ガソリンも日本の方が安いし、スターバックスやマクドナルドも日本の方が安い。スタバで2人でお茶をしたら、2000円くらいはいってしまう。でも、社会福祉の面などを見ると、日本は本当に素晴らしい国だなと思います。スーパーも安いし、過ごしやすいですから。これは日本を離れて初めて気づいた良さですね」

「億万長者になって、幸せでしたか?」

実は久慈さんは今もロト6を買っているという。ただし、その意味合いは大きく変わった。

「“当ててやろう”って気持ちではないですね。自分の運気のバロメーターというか、“今、調子がいいのか悪いのか”を確認するための指針みたいなものです。占いに近い感覚かもしれません」

結果を見て、一喜一憂はしない。では、もし今、再び3億円が当たったら、何に使うのか。答えは意外にも、派手な消費ではなかった。

「今だったら、タイの田舎に大きな介護施設みたいなものを作りたいですね。3億円あれば、タイの田舎に施設を作って、日本人を相手に“タイに住みませんか”と呼びかけたり」

その構想には、自身の老後も含まれている。

「自分もあと10年くらいしたら介護のお世話になるかもしれない。そうなった時に自分の面倒を見てもらいつつ、他の人にもその恩恵を共有してもらえたらいいかなって。“社会貢献”だなんて、かっこよく言うつもりはないです。自分も得をして、他の人とも分かち合えることがしたいんです」

最後に、こんな問いを投げかけた。

「一時だけでも億万長者になって、幸せでしたか?」
「騙されてお金を失って、それでも幸せでしたか?」

久慈さんは、即答だった。

「もちろんです。誰も経験できないことを、たくさん経験してきました。最高に楽しくて、幸せな人生だったし、今もそう思っています。最近はちょっと、仙人になりかけてるかもしれませんね(笑)。あまり欲もなくなりました」

ロト6は、もう夢を見るためのものではない。静かに、自分の人生を確かめるための、ひとつの習慣になっている。

文/集英社オンライン編集部

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