
誰が正守護神? 大きく入れ替わった岡山のGK陣。J1初挑戦の25歳はシナジー効果に好感触「みんなで守っている感覚がすごくある」
2025年から26年へ移るにあたって、岡山のGKには大きな変化が起こった。
ゴールマウスを堅く守ってJ1昇格とJ1残留に大きく貢献したスベンド・ブローダーセンが川崎に移籍し、岡山に8年間所属してクラブが大事にしてきたことを守ってきた金山隼樹が現役を退いた。そして、大学を卒業して2年間をプレーした川上康平は鹿児島に活躍の場を求めた。
そして、新たに3選手が加入。196センチの大型GKレナート・モーザーを獲得し、大分から濵田太郎を迎え入れた。そして、青森山田高で昨年はキャプテンを務めた松田駿が加わり、昨年の夏から岡山でプレーしている川浪吾郎を合わせ、GKは4選手で編成されている。
百年構想リーグの開幕に向けて1月14日から行なってきた宮崎キャンプは、モーザーがどんなGKなのかが大きな注目ポイントとなったが、宮崎キャンプの終盤を迎えてもまだベールに包まれたままという状況だ。ビザの関係で来日が遅れてキャンプも中盤に入った22日に合流し、その後はコンディション調整を行ないながら徐々に練習に加わっているも、まだチームの全体練習には合流できていない。
30日にはかなり状態も上がってきた様子で、モーザーは明るい表情で語った。
「クラブが適応できるように、本当にプロフェッショナルなサポートをしてくれてますし、かなり良い状態になってきました。今は新しい言葉に触れながら、まずチームメイトの名前と顔を覚えるところから始めていますけど、みんなボールを持った時のクオリティがすごく高いので本当に楽しみです」
26歳のドイツ人GKが全体練習に加わる日が待たれるなかで、力を示しているのが濵田だ。
「J1へチャレンジできるチャンスは、サッカー人生の中でそんなに頻繁にあるものではないと思っていたし、年齢的にもそろそろ上に行きたい気持ちがあったので、オファーをもらった瞬間に行くって決めました」
昨年は大分で29試合に出場した25歳の強みはシュートストップ。キャンプではその武器をさらに磨きながら充実した時間を過ごしている。
「去年は自分のシュートストップで勝点を拾えた試合が何試合もありましたし、そういうところを評価してもらえたのかなと思っています。ただ、やっぱりJ1はシュートのレベルが高いんで、準備をもっと早くしないといけない。それは自分自身も感じていましたし、ヨシさん(吉岡宏GKコーチ)から今まで受けたことがない指導も受けられていて、新しい刺激が毎日あるんで、すごく楽しいです」
そして、練習と練習試合を重ねていくなかで、堅守を構築するチームとシナジー効果が生まれそうな感触を覚えていた。
「岡山は全員がサボらずやるチームですし、ディフェンダーもシュートコースを限定してくれたりするんで、自分だけで守っている感覚ではなく、みんなで守っている感覚がすごくあるチームなんでやりがいがすごくあって、最後に自分がチームを救うようなセーブができたらいいなと思っています」
岡山は2月1日に宮崎キャンプを打ち上げて帰岡し、百年構想リーグの開幕に向けて最終調整に入っていく。8日の福岡戦でゴールを守るGKがどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。注視していきたい。
取材・文●寺田弘幸
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