
小野賢章、上田麗奈、諏訪部順一、斉藤壮馬が、1月31日に都内で開催された映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女」公開記念舞台あいさつに村瀬修功監督、笠井圭介プロデューサーと共に登場。声優陣が丁々発止のかけ合いで観客を沸かす場面があった。
■5年ぶりとなるファン待望の続編
同作品は、「宇宙世紀史上、最大の衝撃作」と称される富野由悠季の書き下ろし小説を、村瀬監督が映像化した映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」(2021年)の続編。主人公のハサウェイ・ノア(小野)を中心に、ガンダムシリーズ史上最も濃密なドラマが展開される。
シャア・アズナブル率いるネオ・ジオンが地球連邦政府に蜂起した「シャアの反乱」から、12年の歳月が経過したU.C.0105。圧政を強いる地球連邦政府に対し、政府閣僚の暗殺という手法で抵抗を開始した「マフティー」。謎多きこの運動のリーダーは、一年戦争をアムロ・レイと共に戦ったブライト・ノアの息子、ハサウェイ・ノア(小野)だった。
彼は、運命に導かれるようにして出会った不思議な少女、ギギ・アンダルシア(上田)の言動に翻弄(ほんろう)されながらも、地球連邦閣僚が集結するアデレード会議襲撃に向けて準備を進める。
その頃、地球連邦軍大佐、ケネス・スレッグ(諏訪部)は、ダバオ空軍基地の新司令として、アデレード会議の支掩(しえん)作戦と、マフティーせん滅に向けた計画を着々と進行していた。彼もまたギギを勝利の女神と捉え、手元に置こうとしていた。
■ファンの反応が気になってひたすらエゴサ
登壇した小野は「(観客の)反応の気になったので、最速上映からずっと『#閃光のハサウェイ』をひらすら見ていました」と明かし、「言いづらいんですけど、『ハサウェイは病院に行った方がいい』っていっぱい書かれていました…(苦笑)」と吐露して爆笑をさらった。
また、上田も「私も皆さんのコメントを(SNSで)見続けていました。ギギが今作で好きになったという方と、すごく嫌いになったという方と、本当に両極にはっきり分かれているイメージがあったので、『ギギという女の子の魅力が、皆さんのコメントの中にも詰まっているな』と思いました」と述懐。
一方、諏訪部は「前作から5年くらい間を空けての公開となりましたので、本当に無事にお届けすることができて良かったなと心から思っています。第1作の時は私はまだ40代だったんですけど、今50代になりまして、第3作は60代になるのではとちょっと緊張しているのですが、常にクオリティーをキープして頑張っておきますので、皆さん待っていてください!」とコメントした。
ほか、斉藤は「大学時代からの親友でめちゃくちゃガンダムが好きな友達がいるんですけど、『(第2作は)いつやるんや?』と言われ続けて、告知が出たら『じゃあ、ガンダムもどきめってどう言うか楽しみにしていますよ』と言われて(笑)」とエピソードを披露し、「同業以外の方もものすごく楽しみにしてくださっているというのをすごく感じていました」とにっこり。
■諏訪部の回答が会場を沸かす
そんな中、印象に残っているシーンについての話題では、上田が「ギギは誰と話しているかで演じている私も心模様が変わるような女の子だったので、みんなに対する温度感が違ったなって思いました。ケネスと話している時はちょっとクールなんですけど、ハサウェイとひと言会話をすると、あんなにいっぱいケネスと話していたのに、(ハサウェイとは)たった1ラリーでそこでは得られなかった熱量みたいなものが得られてしまって…」と打ち明ける。
それを聞いた小野が、ケネス役の諏訪部の顔を見て「あれ?公開で振られました?」と水を向けると、諏訪部は「今日はいい酒が飲めないかもしれない…(泣)」と漏らして笑いを誘う。
さらに、斉藤から「諏訪部さん、今日何飲みます?」と尋ねられ、諏訪部は「ウォッカとかだな。火がつくやつ。忘れられるやつね」と答えて会場を沸かせた。
◆取材・文=原田健

