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浜辺美波が葬祭プランナーを熱演! 映画『ほどなく、お別れです』が描く大切な人との最期の別れに涙腺崩壊

浜辺美波が葬祭プランナーを熱演! 映画『ほどなく、お別れです』が描く大切な人との最期の別れに涙腺崩壊

(C)2026「ほどなく、お別れです」製作委員会 (C)長月天音/小学館
【LiLiCoオススメ肉食シネマ 第324回】『ほどなく、お別れです』
就職活動に失敗し途方に暮れる清水美空(浜辺美波)には、「亡くなった人の声を聴くことができる」という誰にも打ち明けることができない秘密があった。そんな美空に運命を変える出会いが訪れる。彼女の能力に気付いた葬祭プランナー・漆原礼二(目黒蓮)から葬儀会社「坂東会館」に誘われ、インターンとして働き始める。美空は、礼二の厳しい指導にくじけそうになりながらも、遺族や故人に誠実に寄り添う彼の姿に感銘を受ける。そして、礼二の背中を追いかけるように葬祭プランナーを目指すことを決心する。

妊婦の妻を亡くして号泣する若き夫

お仕事お疲れさまです!

お正月に里帰りしたり、なかなか会えない親戚や知人に久しぶりに会うと、それまでの間に起きた出来事に驚かされることが多々あります。それは病気だったり、近しい人との悲しい別れもあるでしょう。

人生は不思議なもので、誰かが逝ってしまったら「会っておけば良かった」「一緒にやれば良かった」と、必ず思う。人生の先輩に教えてもらっても、結局、後悔が残ることが多い。

そんな私に、「大切に生きてね」と教えてくれる邦画に出会いました。『ほどなく、お別れです』。

「葬祭プランナー」とは、人が亡くなったときに、そのお葬式をプランニングし、故人を大切に思い、お葬式に来てくださった方とその家族の思いを乗せて天国へと旅立たせるプロフェッショナル。そんなお仕事を丁寧にこなす漆原礼二(目黒蓮)、そして亡くなった人の声が聞こえる清水美空(浜辺美波)。礼二は、亡くなった人の声が聞こえる美空をスカウト。自分に自信がない美空も、見習いとして戸惑いながらも少しずつ自信をつけていきます。

私、たくさん映画を見てますが、映画人生の中でもかなりの早さで涙が浮かびました。お葬式のシーンで泣く若い男性、そこに美しい妊婦さんの姿が。「あっ、美空が亡くなった方の言葉を伝えてくれるのね」と想像しただけで感動しました。

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本作が伝えたい一番のメッセージ

エピソードはどれも身近で共感できます。驚いたのは目黒蓮さんの美しい所作と感情を顔に出さないところ。〝納棺の儀〟のためにどれだけ目黒さんが練習したのか…。本当に、俳優が努力に努力を重ねて1本の映画、芸術を作り上げているかと思うと、映画がどんどん好きになります。

大切な方とのお別れの映画ですが、その先には大きな希望が見えます。そして残された人へのメッセージは、早めにちゃんと会話をすること。コミュニケーション不足がどれだけ誤解を生み出すのか…もったいない。私も日本に来て、戦争を経験した祖母の話をもっと聞けば良かった、突然亡くなった母がスウェーデンへ行ったときの気持ちなど、もっと話せば良かったと。

誰かを好きなら、それを優しく伝える。自分が不安で守ってもらいたければ伝える。パートナーや家族で見に行って、もっと心が近くになるきっかけになればいいなぁと願っています。「ほどなく、お別れです」の言葉を聞く前に。

『ほどなく、お別れです』
監督:三木孝浩
出演:浜辺美波、目黒蓮、森田望智、古川琴音、北村匠海、志田未来、渡邊圭祐、野波麻帆、西垣匠、久保史緒里、原田泰造、光石研、鈴木浩介、永作博美、夏木マリ
配給:東宝
2026年2月6日(金)公開

「週刊実話」2月5・12日号より

LiLiCo(リリコ)
映画コメンテーター。ストックホルム出身、スウェーデン人の父と日本人の母を持つ。18歳で来日、1989年から芸能活動をスタート。TBS『王様のブランチ』、CX『ノンストップ』などにレギュラー出演。ほかにもラジオ、トークショー、声優などマルチに活躍中。
配信元: 週刊実話WEB

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