『ロイヤルランブル』が現地時間1月31日、サウジアラビア・リヤドで行われ、AJスタイルズが“負けたら引退"の条件でグンターと一騎打ち。敗戦に終わり、28年間のキャリアに終止符を打つことになった。
年内引退を表明していたAJは1・12ロウでグンターと一騎打ち。カーフクラッシャーでタップさせたものの、レフェリーに死角だったため勝利ならず。高角度パワーボムによって3カウントを聞いた。AJの再戦要求に“キャリアキラー"グンターは“負けたら引退"を条件に提示。AJも受けて立ち、この日、キャリアをかけての再戦に臨んだ。
AJがドロップキックで先制打を放つと場内は大歓声。かき消すようにグンターがフロントキックでAJを場外に蹴落とし、場外戦で徹底的に痛めつける。リングに戻っても高角度ショルダースルー、逆エビ固めと攻勢を続けた。AJもペレキックで反撃。スライディングフォーアーム、牛殺しの猛攻に出るものの、スタイルズクラッシュは時期尚早で決められず。グンターが強烈なラリアットで主導権を奪い返し、AJがカーフクラッシャーで絡みついてもすぐさまロープに脱出。正面飛びドロップキックで吹き飛ばし、パワーボムで豪快に叩きつけた。
AJは2カウントでキックアウト。再びカーフクラッシャーで捕らえたが、グンターもスリーパーで切り返す。AJは振りほどいて場外に転落させると、プランチャ式フォーアームを発射。すぐさまリングに戻すと、正調フェノメナールフォーアームが不発に終わっても、グンターが狙った雪崩式ブレーンバスター、パワーボムはことごとく決めさせず。お返しとばかりにパワーボムでグンターの巨体を叩きつけた。
すかさずAJがスワンダイブ式ファイアーバードスプラッシュで追い討ち。間髪入れずスタイルクラッシュをさく裂させたが、グンターはギリギリで肩を挙げた。ならばとAJはフェノメナールフォーアームを繰り出したものの、グンターがキャッチしてスリーパーで捕獲。AJがスリーパーで切り返してもレフェリーの死角を突いての急所蹴りをお見舞い。パワーボムで仕留めにかかった。
AJが3カウント寸前に返しても、グンターは攻撃の手を緩めない。逆水平を乱れ打ち。ショートレンジラリアットを連発してAJをグロッギー寸前に追い込む。AJも死力を振り絞ってエルボーを連発し、フェノメナールフォーアームに活路を求めようとしたものの不発に終わり、グンターの胴締めスリーパーに捕まった。AJも必死に抵抗し、ロープに手を伸ばしたもののグンターは逃さず。しばし耐えたAJだったが、完全にグッタリし、レフェリーが試合を止めた。
AJがグンターとの再戦に敗戦。この一戦を突破し、コーディ・ローデス、ランディ・オートン、CMパンクらと対戦する引退ツアーを描いていたが、この瞬間28年間のレスラー人生に終止符が打たれた。試合後、「AJスタイルズ!」チャントの大合唱に包まれる中、何とか立ち上がったAJは両手のグローブを脱いだ。一度はリングに置こうとしたものの思い直して再び両手に装着。ポーズを決めて大歓声と「AJスタイルズ!」チャントを浴びたAJは感傷的な表情を浮かべながら“最後の花道"を下がっていった。
『ロイヤルランブル』の模様は日本国内ではABEMA PPVにて生放送された。

