快適な走りを叶える多彩な電子制御システム
電子制御システムの充実も、三代目「Hayabusa」の大きな魅力といえる。様々な走行シーンに対応する電子制御システム「S.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)」を搭載し、ボッシュ製の6軸IMUによって車両の動きをリアルタイムに検出。システムの制御を行っている。
中核となるのは、以下の5つのシステムを統合コントロールする「スズキドライブモードセレクターアルファ(SDMS-α)」だ。
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路面状況や走行条件に合わせ、エンジンの出力特性を3つのモードから選択可能な「パワーモードセレクター」
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前輪のリフトを抑えながら最大限の加速が得られる「アンチリフトコントロールシステム」
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走行中のシフトチェンジ操作をアシストする「双方向クイックシフトシステム」
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スロットルグリップを全閉にしたときに発生するエンジンブレーキの強さを、燃料噴射とスロットルバルブの開度調整によって制御する「エンジンブレーキコントロールシステム」
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前後輪の車輪速センサー、スロットルポジションセンサー、クランクポジションセンサー、ギヤポジションセンサーおよび車両の動きや姿勢の情報により、リヤタイヤのスピンを検出した際、速やかにエンジン出力を低減する「モーショントラックコントロールシステム」
このSDMS-αによって、ライダーはあらかじめ用意された3つのプリセットモードと、自分の好みと条件に合わせて制御レベルを設定できる3つのユーザーモードが選択可能となった。
その他の機能も見逃せない。ライダーが任意の速度で上限を設定できる「アクティブスピードリミッター」や、高速道路などでの走行の際に設定速度を維持できて便利な「クルーズコントロールシステム」を装備する。
さらに「ヒルホールドコントロールシステム」は、上り坂でブレーキをかけ完全に停止すると、IMUの情報から車体姿勢を推定。ブレーキを放しても約30秒間リヤブレーキを自動的に作動させ、再スタート時のスムーズな発進をサポートする。
そして、約55km/h以上の速度から急ブレーキをかけると、前後のターンシグナルがすばやく点滅。後続車両に注意を促す「エマージェンシーストップシグナル」なども採用された。

スマートなバイクライドを支える装備も充実
メーターは一目で「Hayabusa」と分かるレイアウト。視認性に優れるだけでなく、ライダーのテンションを上げてくれる仕様だ。大型アナログタコメーター&スピードメーターに加え、その横にはアナログフューエルメーターと水温計を配置した。二つの大型メーターの中央には、フルカラー液晶ディスプレイを装備する。
「SDMS-α画面」では、上にSDMS-α、中央にギヤポジション、左下と右下には運転アシストシステムのモードを選択して表示。また「インフォメーションウィンドウ」には、オドメーター、トリップメーター1/2、平均燃費計1/2、累積時間1/2、電圧計、瞬間燃費計、航続可能距離計を選択して表示することも可能となっている。



そのほか、「Hayabusa」らしい個性的なデザインとなる縦型2灯のLEDヘッドライトや、最新のETC2.0車載器も完備。さらにバッテリーには、軽量・コンパクトで信頼性が高く、低温時でも高い始動性を維持してくれるELIIY Power製のリチウムイオンバッテリーが採用された。
さらに「Hayabusa」には、オーナーの好みに応じて外装色の組み合わせや前後ホイールのカラーを選択できる「カラーオーダープラン」が設定された。
このプランでは、外装カウル3色、外装アクセントカラー3色、ホイール3色を組み合わせることが可能。そのバリエーション(標準車体色3色を含む全18パターン)は、スズキホームページ内の「Hayabusa カラーオーダープラン」サイトで確認できる。
