昨年、西友を買収した九州発祥のディスカウントストア「トライアル」。都内での勢力を伸ばしているのは以前にもお伝えした通りで、11月に小型店舗「トライアルGO」をオープンすると数も少しずつ増やしている。
都内の西友では名物のカツ丼をはじめトライアル色の商品も見かけるようになったが、見逃せないのがプライベートブランド(PB)の存在だ。特に売り場を拡大し続ける冷凍食品は要チェック!
・トライアルの冷凍食品
てことで、東京・小平市にある傘下の西友との複合店舗「トライアル西友」をパトロールしたところ……やはりあった!
プライベートブランドの名前は「おいしくなれ!」。なんだか呪文みたいで珍しいタイプだな……と思ったのはおいといて、今回は冷凍食品の定番でもある炒飯に狙いを定めてレポートしていきたい。
ちなみにPBらしき炒飯は2種類で「パラっと炒飯」、それから「直火炒飯」。後者に「おいしくなれ!」の表記はなかったものの、販売者がトライアルカンパニーだったから買ってみた。
さて、まずは正真正銘PBの「パラっと炒飯」から食べていきたい。容量はなんと800gも入っていて値段は591円。ニチレイの本格炒め炒飯が同じ店舗で354円(450g)で特価……それよりも安いからかなりお得だと思っていいだろう。
ちなみに製造はマルハニチロ。数多くの冷凍食品を出しているからその味に期待できそうである。
冷凍炒飯なのでレンチンして待つこと数分で完成。見た感じ、卵やチャーシューなど具材もしっかり入っている印象を受ける。
でもって、味はどうかというと……焼豚の旨みと黒胡椒の刺激がやみつきになる味──そうパケにも書いてある通りで偽りなしだった。
というのも黒胡椒でパンチを効かせたタイプで、一にも二にも黒胡椒なのだ。軸は黒胡椒ですべてを押し通すパワープレイ。ありそうでないゾーンを攻めていて、胡椒系が好きな人にとってはありがたい供給元となるだろう。
また、パラッとしている米が「あおり炒め」のマルハニチロらしく、加えて食べ応えもあるからやられた。なんだか他の冷凍炒飯と差別化を図ろうとしているのが伝わってくるようだった。
・PBっぽさのある冷凍炒飯
続いて「直火炒飯」の方も食べておこう。最近だと名前から盛り盛りに盛る商品も少なくないなか、ど真ん中ストレートで逆に好感を持てる。
こちらは380gで246円とこれまた安い。熊本のユーユーフーズという会社が製造していて、トライアルとの組み合わせは九州の風が吹いている。
ラップを軽くかけてレンチンしたらOKで、食べてみるとどちらかといえばしっとり系。まぁこれはわりとあるタイプかな〜と思いきや!
な、なんだコレは……どこかピリッとするから驚いた。原材料にあるニンニク、あるいは白こしょうとかが関係するのだろうか。
しょうゆベースの味に混ざって攻めてくるピリピリはクセになる。これはソロでもいけるし、おかずと合わせてもアクセントになって食が進む感じさえする。
てなワケで、個人的にはどちらの炒飯もアリ。いつもとは違った味を楽しみたいときなどに うってつけ だと感じた。
九州からやってきた「トライアル」の勢いはどうやら本物。都内の西友がこれからどう “おいしくなっていく” のか、引き続きパトロールを続けていきたい。
参考リンク:トライアル「くらしトライ」
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.
