
FRUITS ZIPPERが2月1日に東京ドームでの初の単独公演「FRUITS ZIPPER SPECIAL LIVE 2026『ENERGY』」を開催。チケットは完売、5万人を動員した。
■オープニングは7人が気球に乗って登場
オープニング映像が流れ、「RADIO GALAXY」でライブがスタート。オープニングは、月足天音、鎮西寿々歌、櫻井優衣、仲川瑠夏、真中まな、松本かれん、早瀬ノエルの7人がそれぞれの顔をモチーフにしたピポパポバルーン(気球)に乗って登場。割れんばかりの歓声が響く中、気球はゆっくりと上空を旋回し、センターステージに着地。そしてFRUITS ZIPPERの始まりの曲「君の明るい未来を追いかけて」へ。続く「うぇるかむとぅ〜ざ(ハートマーク)ふるっぱー!」では鎮西の“一発ギャグ”のところで「どうもー!鎮西寿々歌でーす! 変換。ドーム!チンゲンサイスズカですぅ!って、誰がチンゲンサイスズカや!」とノリツッコミを決めて、「私、鎮西寿々歌はこの一発ギャグをもちまして、一発ギャグを卒業したいと思います。どうも、ありがとう。あ、ドーム、ありがとうございました」と“一発ギャグ”卒業を発表した。
3曲を歌唱後、「私たち、FRUITS ZIPPERです!」とあいさつし、それぞれ自己紹介を行なった。真中は「今日はこんなにたくさんの方と一緒に、初の東京ドーム公演を迎えることができて嬉しいです。泣かないって決めていたのに出た瞬間にめっちゃ号泣しました!」と喜びを伝えた。櫻井は「今日は夢中になって帰ってください。よろしくお願いします!」とファンに呼びかけ、早瀬は「今日のために毎日いっぱい練習して、みんなに会えるのを楽しみにしてたので、今日はみんなに準備してきたものをいっぱい見せられるように頑張ります」と意気込んだ。
松本は「こんなにたくさんの人たちがみんな私の味方になのかなと思ってすごくビックリしてます。一生懸命頑張ります!」と笑顔を見せ、月足は「ドキドキソワソワして昨日は眠れなかったんですけど、羊を数えたら、なんと500匹超えでしたー! 睡眠不足に負けないぐらい盛り上げたいと思います」と楽しみであまり眠れなかったと明かした。
仲川は「7人のメンバーカラーをネイルに宿して、今日は東京ドーム頑張りたいと思います!」と元気に伝え、鎮西は「先ほど電撃発表をしてしまって何人か泣いてしまった方もいて、おすずのギャグが見れないんだなってさみしい思いをさせちゃったかもしれないんだけど、ここからはみんなを笑顔にするような素晴らしいパフォーマンスを見せていこうと思ってるんですけど、楽しむ準備はできてますか? 伝説の1日をみんなで作りましょう!」と気合を見せた。

■新しいユニット曲3曲を披露
その勢いのまま「ぴゅあいんざわーるど」「はちゃめちゃわちゃライフ!」「KawaiiってMagic」といった代表曲でさらに会場を盛り上げ、2025年3月に配信リリースしたCUPSULEのカバー曲「Sugarless GiRL」も披露。この曲をライブで披露するのは初めてで、センターステージからせり上がるインパクトの強い演出も印象的。月足は「学生時代にビックリするくらいたくさん聴いていた曲なので、カバーできることも嬉しかったんですけど、東京ドームで初披露できたことが本当に嬉しかったです」と楽曲への思いと初披露の喜びを語った。
そして、「ハートのローラーコースター」から「ふれふるサマー!」までの5曲は、この日のためのスペシャルメドレーにアレンジされたもの。さらに、リリースしたばかりの「君と目があったとき」を歌唱し、松本と櫻井によるユニット曲「大きくなったら何になる?」を初披露。のちに、鎮西と早瀬による「Midnight in my head」、仲川と月足と真中による「Round and Round」も披露した。
結成時や初ライブの頃の過去映像が映し出された後、「BABY I LOVED」を電飾が施されたステンドグラス衣装で歌唱。「スターライト・ヴァルキリー」や「Re→TRY & FLY」では火柱が上がる特効が使われるなど、緩急のある構成でストーリーを作っていく。


■「わたしの一番かわいいところ」を金テープでド派手に演出
早瀬、松本、鎮西、月足、櫻井、仲川、真中とバトンをつなぐ形での<COSEI メドレー>から「CO-個性」に繋がり、この曲では後方から噴煙(スモーク)を吐き出す「ENERGYシャトル」に乗り込み、会場を周回。「Goint!」でさらに会場のボルテージが上昇した。
デビュー1周年の頃から日本武道館公演、3周年ライブ、紅白落選、さいたまスーパーアリーナ公演、紅白決定、東京ドーム決定の瞬間など、エモい映像が流れた後、「NEW KAWAII」で終盤に突入した。
ここで再びピポパポバルーンで7人が登場し、会場を旋回。「NEW KAWAII」「ピポパポ」の2曲では“撮影OK”となり、上空を浮遊する7人をファンがスマホで追った。「わたしの一番かわいいところ」では金テープが発射され、会場に華やかさが増していた。
残り3曲となったところで、真中が櫻井に「今回のENERGYポイントは?」と聞くと、「みんなのソロ曲をメドレーにしたところだと思います!」と、「COSEIメドレー」を挙げた。「その心は?」と聞かれると「FRUITS ZIPPERの7人はすごくバラバラな個性があるっていうのが強みだと思うんです。だから、みんなにENERGYを渡せた瞬間だったんじゃないかなって思うんです」と理由を伝えた。

■松本かれん「『大きくなったらアイドルになりたいな』って思ってくれたら」
新しいユニット曲についても振り返り、松本は「アイドルってかわいくて最高!っていう曲なので、私たちのことを見て、ちっちゃい子が『大きくなったらアイドルになりたいな』って思ってくれたらいいなと思って歌いました」と、櫻井との「大きくなったら何になる?」の良さをアピールし、呼びかけた。
鎮西は「ノエちゃんと一緒に歌わせていただきました。この曲はヤマモトショウさんが作ってくださった楽曲で、今までのヤマモトさんの曲とも違う感じで、すごく新しいと思いました。ノエちゃんと対になるようなダンスにも挑戦しました」と「Midnight in my head」の魅力を語った。
真中は「Round and Round」を新しい学校のリーダーズの「オトナブルー」などを手掛けたKlang Rulerのyonkeyに作ってもらったことを伝え、「ちょっとファンクな感じのグルーヴが見せられて嬉しかったです」と楽曲を披露した感想も語った。


■真中まな「とってもとっても大好きです! みんなが大好きだよ!」
「フルーツバスケット」「JAM」「完璧主義で☆」を続けて披露し、真中が「改めて今日、7人で無事にこの日を迎えることができて本当に嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。私たちは100人規模の小さなライブハウスでデビューして、そこから一生懸命頑張って、楽しいことやしんどかったこともたくさんあった3年10カ月でした」と、これまでの活動を感慨深く振り返った。
続けて、「でも、その私たちがたくさんの夢を叶えて、今日ここ、東京ドームでライブをするという大きな夢を叶えられたのは、私たち7人の力だけではありません。いつも応援してくれて、優しく寄り添ってくれて、たくさん励ましてくれるファンのみんなや、いつもサポートしてくれてるマネージャーさん、たくさんの関係者の皆さんがいるから、私たちはここまで輝き続けることができました」とファンや周囲の人たちに感謝。
そして「これからも“NEW KAWAII”という大切な言葉をもっともっとたくさんの人に届けていきたいです。もっともっと大きな夢を叶えるときには、ここにいるみんな、ふるっぱーのみんなに一緒にいてほしいなと思います」と思いを伝え、「とってもとっても大好きです! みんなが大好きだよ!」と呼びかけた。

■リレーのように7人が言葉をつなげて思いを届けた
アンコールでは、2日に配信リリースされるデジタルシングル「成長期なので。」を初披露。
そして、「2026年2月1日、私たちFRUITS ZIPPERはずっと夢見たこの場所で、また一つ大きな夢を叶えることができました」(櫻井)、「みんなが信じてついてきてくれたから、私たちは走り続けることができました。みんな、本当にありがとう」(仲川)、「とっても素敵な楽曲たちが私たちをここまで連れてきてくれました。1曲1曲にたくさん思い出が詰まっていて、皆さんとの景色が刻まれていて、その宝物を胸に私たちはこれからも歩き続けます」(早瀬)、「みんなと過ごしたこの場所がずっとずっとずっと大切で、ずっとずっとずっと大好きです」(月足)、「FRUITS ZIPPERのライブは、みんなが主役にしてくれて、みんなが主役になれる、たくさんのKAWAIIが集まったパワースポットです」(真中)、「ふるっぱーのみんな、メンバーのみんな、チームのスタッフの皆さん、いつも私たちの味方でいてくれるみんなが大好きで大切です」(松本)、「2026年2月1日、私たちは今日、この東京ドームからまたさらに大きな夢に向かって羽ばたいていきます。これからもふるっぱーのみんなといろんな夢を叶えていきたいです」(鎮西)と、7人が言葉をつなげて思いのこもったメッセージを届けた。
そして「アイドル以上のアイドルを目指して進み続けます」と誓い、「虹」を歌唱。そしてラストは「超めでたいソング 〜こんなに幸せでいいのかな?〜」を歌い、グループ曲を全曲披露。新曲を含め、全44曲というまさに集大成といえるライブとなった。
櫻井は「大好きな皆さんと一緒に、これからもたくさん“NEW KAWAII”を届けられるように頑張りますので応援よろしくお願いします!」とメッセージを送り、「それでは私たちFRUITS ZIPPERでした!」とあいさつ。さらに、7人が手をつなぎ「東京ドーム、せーの!」の発声のあと、地声で「ありがとうございました!」と大きな声で感謝の気持ちを届け、東京ドーム公演の幕が下ろされた。


■「FRUITS ZIPPER SPECIAL LIVE 2026『ENERGY』」セットリスト
2月1日 東京・東京ドーム
M1:RADIO GALAXY
M2:君の明るい未来を追いかけて
M3:うぇるかむとぅ〜ざ(ハートマーク)ふるっぱー!
M4:ぴゅあいんざわーるど
M5:はちゃめちゃわちゃライフ!
M6:KawaiiってMagic
M7:Sugarless GiRL
M8:ハートのローラーコースター
M9:キミコイ
M10:ずっと、ずっと、ずっと!
M11:skyfeelan
M12:ふれふるサマー!
M13:君と目があったとき
M14:かがみ
M15:大きくなったら何になる?/松本かれん、櫻井優衣
M16:BABY I LOVED
M17:世界はキミからはじまる
M18:好き、お願い
M19:スターライト・ヴァルキリー
M20:We are Frontier
M21:Re→TRY & FLY
M22:Midnight in my head/鎮西寿々歌、早瀬ノエル
<COSEI メドレー>M23〜M29
M23:末っ子パラドックス/早瀬ノエル
M24:すーぱーかれんたいむ/松本かれん
M25:ぱーすとめいみー/鎮西寿々歌
M26:月の音/月足天音
M27:Spotlight/櫻井優衣
M28:Chill Out/仲川瑠夏
M29:マナカマナカマナ/真中まな
M30:CO-個性
M31:Going!
M32:ふるっぱーりー!
M33:Round and Round/仲川瑠夏、月足天音、真中まな
M34:NEW KAWAII
M35:ピポパポ
M36:さん
M37:ハピチョコ
M38:わたしの一番かわいいところ
M39:フルーツバスケット
M40:JAM
M41:完璧主義で☆
EN1/M42:成長期なので。
EN2/M43:虹
EN3/M44:超めでたいソング 〜こんなに幸せでいいのかな?〜
◆取材・文=田中隆信


