孤独を恐れぬ「自立」への転換
二度の離婚を経て、現在の国生さゆりはバラエティー番組で見せるサバサバとしたキャラクターに加え、小説の執筆活動や学びへの関心を深めている。
「一時期の彼女は恋愛対象がいないと生きていけないように見えましたが、本質は違った。彼女が欲していたのは、自分を燃焼させるための“火種”だったのでしょう。今はその火を、自分自身の表現や知識を深めるために使っている。独りで立つ覚悟を決めた丙午の女は、最強ですよ」(民放テレビ局プロデューサー)
かつて「夫を不幸にする」と恐れられた丙午の資質は、彼女においては年齢を重ねるにつれ、自己表現や内面の充実へと向かっていったのである。
芸能プロ関係者は言う。
「今の国生さんは、無理に何かを証明しようとしない強さがある。それでも、何かに本気で向き合えば、また周囲を驚かせるはずです」
激しさは衰えたのではない。ただ、それを燃やす対象が「誰か」から「自分自身」へと変わっただけだ。丙午の女――その言葉に込められてきた偏見を、国生さゆりは不器用なまでの情熱で、静かに書き換え続けている。
