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<MFゴースト>「こだわりのある変態」沢渡光輝の美学が炸裂、カナタの“溝落とし”に「拓海の再来!」とファン歓喜

<MFゴースト>「こだわりのある変態」沢渡光輝の美学が炸裂、カナタの“溝落とし”に「拓海の再来!」とファン歓喜

TVアニメ「MFゴースト 3rd Season」Turn27が放送された
TVアニメ「MFゴースト 3rd Season」Turn27が放送された / (C)しげの秀一・講談社/MFゴースト製作委員会

『頭文字D』の近未来を舞台に、実在する公道を封鎖して開催されるカーレースバトル「MFG」。ポルシェやフェラーリといったハイパワーなスーパーカーがひしめく中、非力な「トヨタ 86」を駆り、天才的なドライビングテクニックでジャイアントキリングを巻き起こす主人公・片桐夏向(カナタ/CV:内田雄馬)の活躍を描く『MFゴースト』。その待望のTVアニメ3rd Seasonが、2026年1月より放送中だ(毎週日曜夜11:30-0:00、TOKYO MXほか/PrimeVideo・ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・Leminoほかで配信)。1月18日に放送されたTurn27は、ファイナルラップに突入した第3戦「ザ・ペニンシュラ真鶴」で、カナタが伝説の走りを披露する「ファイナルラップ突入」。(以下、ネタバレを含みます)

■「車高の違い」を利用した神業、カナタのインカットに戦慄

レースは4周目終盤。前を行く1号車の石神風神(CV:安元洋貴)を追うカナタの86は、一際真剣な表情で勝負に出る。高低差のある第2ヘアピンで、石神のポルシェが車高の低さゆえに通れないイン側の段差を、86の車高を活かして大胆にカットする作戦だ。巧みなアクセルワークとシフトチェンジで石神に並びかけ、そのままインカットで一気に抜き去るカナタ。車体がふわりと浮く一瞬の演出と、着地後の鋭い加速。何が起こったか分からない実況の田中(CV:光部樹)に対し、解説の秋山渉(CV:松本保典)は「最低地上高をギリギリに下げられた車だと最短距離のラインを通れません」と、カナタの狙いを的確に解説する。

この神業とも言えるオーバーテイクに、ピットの緒方(CV:畠中祐)は「荒っぽいな今日のカナタは」と涙ぐみながら心配するが、メカニックの奥山広也(CV:阪口周平)は「今までの2レースとは違う凄みを感じる」と、カナタの覚醒を確信する。視聴者からも「車高の違いを利用するとか頭良すぎ!」「86だからこそできるライン取り、熱い!」「緒方さん泣きすぎw」と、86の特性を最大限に活かした走りに称賛の声が上がった。

一方、この様子を見ていたルーキーの諸星瀬名(CV:八代拓)も黙ってはいない。5位争いにおいて、カナタのラインを模倣して石神をアウトから抜き去るという離れ業を披露。数回見ただけで技術を吸収する瀬名の才能に、秋山も「末恐ろしいルーキー」と舌を巻くのだった。
TVアニメ「MFゴースト 3rd Season」Turn27より
TVアニメ「MFゴースト 3rd Season」Turn27より / (C)しげの秀一・講談社/MFゴースト製作委員会


■トップ争いは三つ巴! 沢渡光輝の「変態の美学」とは?

レースはいよいよファイナルラップへ。先頭グループはトンネルに突入する。ここで動いたのは、2位につけていた沢渡光輝(CV:逢坂良太)だ。わざとラインを空けて3位の赤羽海人(CV:諏訪部順一)を先行させると、そのスリップストリームを利用して一気に加速。赤羽と共に、首位を独走していたミハイル・ベッケンバウアー(CV:神谷浩史)を抜き去り、順位が完全に入れ替わるという波乱の展開に。そして舞台は勝負の半島区間へ。この区間を苦手とする赤羽に対し、ここぞとばかりに襲いかかる沢渡だが、ここで彼の独特の美学が披露された。「見境のない女好きより こだわりのある変態の方がイケてると俺は思う」と、自らのセブンティーンコンプレックスを肯定しつつ、赤羽をオーバーテイク。これにはSNSも「名言きた」「こだわりのある変態www」「沢渡さん、あんた最高だよ」「シリアスなレースシーンで笑わせに来るなw」と賑わっていた。

その後、ベッケンバウアーも赤羽をパスしたことで、赤羽は一瞬にして3位へと転落してしまう。解説の秋山は「赤羽くんにミスはなく、他の二人の技術が抜きん出ている」とフォローするが、同じトップランカーでありながら、残酷な実力差が浮き彫りとなった瞬間だった。

■伝説の“溝落とし”炸裂 カナタの快進撃と忍び寄る不安

2台に抜かれ、「この悔しさを俺は絶対に忘れないぜ」と誓う赤羽。しかし、悪夢は終わらない。その直後、背後からカナタの86が襲いかかる。インサイドからのサイド・バイ・サイドで赤羽をオーバーテイクし、カナタはついに3位へと浮上。一時トップに立ちながら、立て続けに3台に抜かれてしまった赤羽の姿に、「これがMFGの厳しさか」「カナタの勢いが止まらない!」と、同情と興奮の声が入り混じった。

カナタはさらに加速し、前を行くベッケンバウアーに迫る。そして、コーナーでイン側の溝にタイヤを引っ掛け、強引に曲がっていく。師匠・藤原拓海の十八番「溝落とし」だ。目の前の光景を信じられないと絶句する実況に対し、秋山は「懐かしい技を見ました」と感慨深げに語る。『頭文字D』ファンにとってはたまらない演出に、「溝落としキターーー!!」「拓海の遺伝子を感じる」「これが見たかったんだよ!」とボルテージは最高潮に。しかし一方で、凄まじい快進撃を続けるカナタに、不穏な影が忍び寄る。ダウンヒルを駆け抜ける86が、イメージしたラインよりもわずかに膨らみ始めたのだ。それはつまり、タイヤのグリップが限界を迎えている証拠だった。

カナタの覚醒から、一気にレースが動き出した終盤戦。タイヤの限界と戦いながら、カナタはどこまで行けるのか? 次回のレビューもお楽しみに!

◆文/岡本大介
TVアニメ「MFゴースト 3rd Season」Turn27より
TVアニメ「MFゴースト 3rd Season」Turn27より / (C)しげの秀一・講談社/MFゴースト製作委員会


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