『Road to THE NEW BEGINNING』後楽園ホール(2026年2月2日)
○後藤洋央紀vs大岩陵平×
後藤が激闘の末、大岩を後藤革命で粉砕し、毘沙門チンがNEVER6人タッグ前哨戦となったTMDKとのシングル3番勝負に勝ち越し。亡き父の命日に会心の勝利を収めた荒武者は「このベルトしっかり守り抜いてみせるよ。そしてもう一度、新日本のトップに返り咲いてやるぞ」と誓った。
王者“毘沙門チン"後藤&YOSHI-HASHI&オレッグに前王者・ザック&大岩&ジャクソンが挑戦するNEVER6人タッグ戦が2・11大阪大会で行われる。タイトルマッチを9日後に控えたこの日、シングル3番勝負による前哨戦で激突した。
ここまでオレッグ、ザックがそれぞれ勝利して1勝1敗。大将戦と言えるメインで後藤と大岩が対決した。大岩が執ようなヘッドロック地獄に引き込めば、後藤はラリアットで場外に転落させて反撃。スイングネックブリーカードロップで叩きつけると、お返しとばかりにヘッドロックで絞め上げる。大岩が振りほどこうとする勢いを利してブルドッギングヘッドロックで叩きつけた。
すかさず後藤が串刺しラリアット、ダイビングエルボードロップと攻勢。ヘッドシザースで首攻めを続け、大岩がエルボーを連打しても仁王立ちで受け止めた。それでも大岩はフライングショルダーで反撃。セントーン、串刺しボディアタック、ドロップキックの波状攻撃に出る。テンザンスープレックスは後藤が阻止し、牛殺しで逆襲。エルボー合戦は大岩が連打で押し込み、後藤が裏GTRを決めても、カウンターのラリアットを振り抜いた。
テンザンスープレックスで引っこ抜いた大岩はダイビングボディプレスを投下。THE GRIPを繰り出したものの、後藤がガードし、ショートレンジラリアットでねじ伏せる。負けじと大岩は串刺しラリアットをかいくぐってロールスルージャーマンで逆襲。ドクターボムで追い討ちをかけたが、THE GRIPは後藤がキャッチし、昇天・改をさく裂させた。
両者へのコールが交錯する中、後藤はミドルキックで蹴り飛ばし、GTWで追い討ちをかけた。何とかキックアウトした大岩もGTRを阻止して後方回転エビ固めで丸め込んで粘ったものの、後藤はナックルパンチ、頭突きをカウンターで立て続けにお見舞い。すかさず後藤革命を爆発させて3カウントを奪った。
後藤が激闘の末、大岩を撃破。NEVER6人タッグ前哨戦は2勝1敗で毘沙門チンの勝ち越しで終わった。試合後、マイクを持った後藤は「大岩、ベテランをナメるなよ」と通告。大岩が去ると「私事ですが、2月2日、本日は亡き父の命日です」と続け、「きっとあの世からも俺のことを心配してると思います。でも、もう心配しないでください。皆様も心配しないでください。俺はこの新日本プロレスをどこの団体よりもプレミアムな団体にしてますよ」と宣言。「2026年は始まったばかりだ。最後の最後まで、この後藤洋央紀に、新日本プロレスについてこい!」と言い切って締めた。
バックステージで後藤は「俺はまだ若い世代に負けてる場合じゃねえんだよ。他の周りが何と言おうが俺はもう46歳、オッサンだとなんだと思われようが、俺自身があきらめなければ、それは終わりじゃねえんだよ」とキッパリ。それは亡くなる直前まで仕事を続けた父の姿から「無言のメッセージ」を感じたからこそ。「次の大阪もこのベルトしっかり守り抜いてみせるよ。そしてもう一度、新日本のトップに返り咲いてやるぞ」と大阪決戦へ向けて誓いつつ、頂点の座をしっかりと視野に入れた。
【後藤の話】「俺はまだ若い世代に負けてる場合じゃねえんだよ。他の周りが何と言おうが、俺はもう46歳。オッサンだと何だと思われようが、俺自身が諦めなければ、それは終わりじゃねえんだよ。死ぬまで現役を貫いた、俺の親父のようにね。あの行動は、俺が『やめろ、やめろ』と言っても決してやめなかった。あれは俺への無言のメッセージだと思ってる。次の大阪も、(※肩にかけていたベルトを叩いて)このベルトしっかり守り抜いてみせるよ。そしてもう一度、新日本のトップに返り咲いてやるぞ。2026年、この俺から目を離すなよ」
※大岩はノーコメント

