
サム・ライミ監督の最新作「HELP/復讐島」が1月30日に全世界で公開。アメリカでは、公開3日間で興行収入2,000万ドル(約31億円)を記録しオープニングNo.1のスタート、全世界での興行収入も2,810万ドル(約43.5億円)を突破し、No.1のオープニング成績となった(※1ドル=155円で計算、2月2日時点)。また、サバイバル術を伝授する特別映像も公開された。
■パワハラ上司と無人島で二人きり…新感覚の復讐エンターテインメント
本作の舞台は“無人島”。会社員のリンダ(レイチェル・マクアダムス)は、日々パワハラを繰り返す上司ブラッドリー(ディラン・オブライエン)の下で鬱屈(うっくつ)とした日々を送っていた。ある日、出張のために乗り込んだ飛行機が墜落し、目を覚ますと、そこは見渡す限りの孤島。生き残ったのは、よりによって大嫌いな上司と自分の二人だけだった。
怪我で動けないブラッドリー。リンダが持ち前のサバイバルスキルで食料を確保し、火を起こし、状況の立て直しを図る中、次第に二人の“力関係”が逆転し始める。「忘れるな。ボスは私だ、私のために働け」と無人島でも威勢を張るブラッドリーに対して「もうオフィスはないのよ」とバッサリ切り捨てるリンダ。やがて彼女の中に抑え込まれていた怒りと復讐心が、静かに、しかし確実に膨れ上がっていく。
■“逃げ場のない無人島”で人間の狂気と復讐心を炙り出す
「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」(2022年)、そして「スパイダーマン」シリーズ(2002年、2004年、2007年)を生み出すなど、ヒーロー映画の名手として名高いライミ監督だが、その原点は1981年に公開された「死霊のはらわた」。
シンプルな舞台設定と極限状態における人間の恐怖を革新的な演出によって形づくられた1本は、限られた空間、少人数、そして極限状況というシンプルな構造を映像演出で昇華させ、ホラーの常識を覆した。そんなライミ監督が本作では“逃げ場のない無人島”で人間の狂気と復讐心を炙り出した。

■「『死霊のはらわた』の監督の喜ばしい復活作」
米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では批評家支持率93%、観客スコア88%というサム・ライミ作品の歴代1位となるハイスコアを記録。PostTrakでも5つ星中4つ星の高評価を得た。
米メディアNew York Timesは「この映画はライミ監督の最も陽気でひねくれたところが表れている」、The Daily Beastは「『死霊のはらわた』の監督の喜ばしい復活作」、IGNは「サム・ライミ監督は、サバイバル・スリラーというジャンルを、驚くほどサディスティックでドキドキする結末へと導いた」と、そろってライミ監督を高評価。
日本でも観客からはSNSで、「想像以上にサム・ライミ成分が詰まりまくった傑作で超面白かった」「サム・ライミの味が濃すぎて最高だった」といった声が寄せられている。
また、同作の特別映像も公開された。映像では「出世の階段を駆け上がっていく時にも、無人島で生き延びようとする時も、サバイバル技術が必要」と話すマクアダムスとオブライエンが、サバイバルに必要な4つのヒントを伝授している。


