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JBLが「聴く」から「創る」へ、ハーマンに聞くAI×Wi-Fiが切り拓くオーディオの未来

JBLが「聴く」から「創る」へ、ハーマンに聞くAI×Wi-Fiが切り拓くオーディオの未来

【主要メーカーに聞くワイヤレススピーカーの次世代サウンド・1】ワイヤレススピーカーは、家や車内、アウトドアなど利用シーンが多様化しています。プレミアムとコスパの二極化が進む中、「生成AIとWi-Fi化が次の主戦場になる」とJBLブランドを展開するハーマンインターナショナル(ハーマン)の濱田直樹・マーケティング部シニアマネージャーは説明します。ハーマンは何を見て、どこへ向かうでしょうか。話を聞きました。(BCN・佐相 彰彦)

●市場の現在地 多様化する使い方と二極化


――ワイヤレススピーカー市場の「今」をどう見ていますか。
濱田シニアマネージャー(以下、敬称略) 用途の多様化がキーワードです。家では音楽だけでなく動画やSNSの音をワイヤレススピーカーで流し、車内へ持ち込むケースも増えました。長時間再生や防水などで、アウトドア需要も伸びています。同時にプレミアム帯とコスパ帯の二極化が加速しています。前者が体験価値で、後者が裾野拡大で市場を牽引します。
――そのような状況の中、売れている製品は?
濱田 2025年に発売した「JBL Flip 7」が、お陰様で販売が順調に推移しています。部屋で音楽を楽しむだけでなく、学校での必修化などを背景にダンス人口が増えており、屋外での練習に欠かせないアイテムにもなっています。

●過去から現在までで何が変わった?


――この数年での変化を振り返ると?
濱田 スマートフォンで音楽を聴く際、これまでは屋外を問わずワイヤレスイヤホンでしたが、コロナ期の在宅集中のころか耳の疲れを回避するために「スマホ+ワイヤレススピーカー」が回帰しつつあります。また、ワイヤレススピーカーによる共有の楽しさも再評価されていると判断しています。
――ほかにも、どんな利用シーンが伸びていますか。
濱田 家事中でのキッチン、バス、ベッドルームでの視聴が一般化しつつあります。車内に持ち込んで重低音を補う使い方や、キャンプでメンバーと共有して音楽を楽しむケースも多くなっています。これはワイヤレススピーカーではないのですが、パーティーではマイク・ギター入力対応の「パーティースピーカー」が活躍しています。しかも、当社のパーティースピーカー「JBL PartyBox」は持ち運びできるモデルもあり、家でカラオケなどを楽しむというケースも出てきています。そういった意味では、家庭用とPA(パブリック・アドレス)の境がなくなっているといえます。
配信元: BCN+R

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