
『頭文字D』の近未来を舞台に、実在する公道を封鎖して開催されるカーレースバトル「MFG」。ポルシェやフェラーリといったハイパワーなスーパーカーがひしめく中、非力な「トヨタ 86」を駆り、天才的なドライビングテクニックでジャイアントキリングを巻き起こす主人公・片桐夏向(カナタ/CV:内田雄馬)の活躍を描く『MFゴースト』。その待望のTVアニメ3rd Seasonが、2026年1月より放送中だ(毎週日曜夜11:30-0:00、TOKYO MXほか/PrimeVideo・ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・Leminoほかで配信)。1月25日に放送されたTurn28は、第3戦「ザ・ペニンシュラ真鶴」の決着と、カナタと西園寺 恋(CV:佐倉綾音)の関係が変化する「2人のファーストキス」。(以下、ネタバレを含みます)
■ミハイルの“王者の戦略”が炸裂! カナタは漁夫の利で2位へ
前回ラストでミハイル・ベッケンバウアー(CV:神谷浩史)をオーバーテイクし、2位へ浮上したカナタ。しかし、王者の底力はここからだった。パワー差を活かして即座に抜き返したミハイルは、そのままトップを走る沢渡光輝(CV:逢坂良太)を猛追する。そして勝負が決したのは、コース幅が1車線に絞られる直前の最終コーナーだった。ミハイルはアウト側から強引に並走し、沢渡のラインを塞ぐ形で単車線区間へ突入。行き場を失った沢渡は減速を余儀なくされ、ミハイルの後方につけていたカナタが2位へと滑り込む。結果、優勝はミハイル、2位にカナタ、3位に沢渡という劇的な幕切れとなった。
この頭脳的かつ冷徹なミハイルの走りに、SNS上では「ミハイルの戦略がえげつない!」「単車線になるのを計算して並走するとかIQ高すぎ」「沢渡さん、あんなにイキってたのに3位転落は泣ける…」など驚きの声が続出。また、3戦目にして初の表彰台を獲得したカナタに対しても「カナタの2位は棚ぼただけど、諦めずに食らいついてたからこそ!」「ファイナルラップの攻防、熱すぎて息止まるかと思った」と、その健闘を称えるコメントで溢れかえった。

■ついに正体バレ! 祝福のキスに視聴者悶絶
レース後の表彰式。恒例のMFGエンジェルスによる「祝福のキス」の相手に選ばれたのは、なんとナンバー7こと西園寺 恋だった。カナタが「誰でもいい」と答えたため、栗原京子(CV:飯田友子)が気を利かせたのだ。何も知らないカナタは、相葉瞬(CV:小野大輔)に怒られることを心配しつつもキスを受け入れる。しかしその直後、「おめでとう、カナタ」という声を聞き、目の前のエンジェルスが恋であることに気づく。ついに、カナタに恋の正体がバレてしまったのだ。
この衝撃的かつロマンチックな展開に、ネット上は驚きと祝福の嵐に包まれた。「ついにバレたあああああ!!」「キスの後に気づくとかエモすぎだろ」と、二人の関係進展を喜ぶ声が殺到。一方で、恋に想いを寄せる相葉先輩に対しては「相葉先輩、完全に蚊帳の外で草」、「名前が『恋』だと知って喜んでる場合じゃないぞw」「先輩ドンマイすぎる」と、同情と笑いのコメントが相次いだ。
レースでは天才的な強さを見せながら、恋愛には奥手で鈍感なカナタ。緒方(CV:畠中祐)から恋への感情を問われ、顔を赤らめながら「急に聞かれても分からないです」と答える姿は、年相応以上の、ピュアな少年のそれだった。レースと恋、二つのゴールに向けて加速し始めた『MFゴースト』。次回のレビューもお楽しみ!
◆文/岡本大介

