・踏み入る
これぞ池袋中華街、雑居ビルの中に別世界が広がる街──。一瞬白昼夢を見た気分になったけれど、夢と言えば今も夢の中なのかもしれない。なにせ、ガチ中華20種が1100円で食べ放題なことはリアルなのだから。
間違いなく池袋中華街最安級のランチバイキングと言える。いや、池袋中華街に限らずとも、種類豊富なガチバイキングでは最安級じゃないだろうか。2026年2月現在、食べ放題1100円は世界線が違いすぎる。
・注意点
そんな最安級のコスパが知られているのか、店内は本場の人で満員だった。その喧騒はガチの中華食堂状態である。なお、料理の味は普通。食べログを見ると四川料理であるようだが、少なくともランチビュッフェに関しては、シビ辛がキツイようなメニューはほぼなかった。逆に言うと、ストライクゾーンの広い味とも言えるだろう。
私が店を出る頃には、順番待ちの人で待合スペースも埋まろうかというくらいになっていた。1つ、注意点があるとすれば、平日昼からそれだけ混んでるゆえに、ほぼ確実に相席になることだろうか。池袋中華街のガチ中華の中でも、店内や席は雑多な方だから、そういった雰囲気が苦手な人には向いていない店かもしれない。
ビルの外に出ると相変わらず人通りの少ない池袋西一番街が見えた。平日昼間は眠っているようなストリート。エレベーターに乗ると、ガラッと世界観が変わる。まさしく異世界エレベーターだ。これも池袋中華街の醍醐味と言えるかもしれない。日常に帰ってきた気分になった私であった。
