最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
脳トレ四択クイズ | Merkystyle
【今さら聞けないサッカー用語:数的優位】あるエリアや局面で相手より人数が多い状態。“不利”な側もその状態を意図的に利用して戦局を変えられる

【今さら聞けないサッカー用語:数的優位】あるエリアや局面で相手より人数が多い状態。“不利”な側もその状態を意図的に利用して戦局を変えられる


 聞いたことはある、何となく意味も分かる。でも、詳しくは知らない。そんなサッカー用語を解説。今回は「数的優位」だ。

――◆――◆――

 あるエリアや局面において、対象チームの選手の方が相手チームより人数が多い状態のことを表わす。「数的有利」と表現されることもある。

 ボールを中心に語られるのが基本ではあるものの、そこにボールが無くても戦局的に重要なエリアでそうした現象が起きていれば、その言葉が使われることもある。範囲などの境界線が明確ではなく、実際に数的優位かどうかは印象論になりやすい側面はある。
 
 攻撃でも守備でも、対象のチームを基準として「数的優位」「数的不利」といった具合に使われる。基本的には数的優位な方が、攻撃側であればパスコースやスペースメイクで、守備側であれば一人ひとりの守備範囲や負担が軽減されるなど、有利になりやすい。

 こうした状態をいかに多くの局面で相手より多く作り出すかが、主導権の掌握に大きく影響してくるのだ。また、数的不利な側もその状態を意図的に利用することで戦局を大きく変えることができる。

 たとえば人数をかけてきた守備に対して、背後にロングボールを出したり、サイドチェンジのパスを入れることで、別のエリアで大きなスペースや数的優位を作り出すことが可能だ。

 あるいはドリブルの得意な個人や細かいコンビネーションに優れる二人の選手が、数的不利な局面を打開することで、一気に大きなチャンスを生み出すこともある。これがサッカーの面白いところでもある。

 練習では3対2や4対3など意識的に数的優位、あるいは数的不利の状態を設定して行なわれることが多い。一方で局面の人数がどうであろうと、選手の立ち位置や関係によって、相手よりアドバンテージがある状態は「Positional Superiority(=位置的優位)」と呼ばれる。

 たとえばチームの狙い通りにスペースを取れていたり、前向きにボールを持てていたり、ディフェンスを外せているかどうか。そのためのポジション関係を作れているかを重視するのも、現代サッカーの大きな傾向となっている。

文●河治良幸

【記事】【今さら聞けないサッカー用語:ピン留め】「pinning=固定」と表現される戦術的なワード。有効なポジションに立ち止まることも大事

【記事】【今さら聞けないサッカー用語:顔を出す】味方のパスを引き出す動き。他のオフ・ザ・ボールの選手が狙うスペースの創出も可能

【画像】期待の逸材&実力者が注目の移籍!2025-26シーズン冬に新天地を求めた日本人選手たち
配信元: SOCCER DIGEST Web

あなたにおすすめ