最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
脳トレ四択クイズ | Merkystyle
佐野航大の“獲得不成立”の一方で、冨安健洋がアヤックス待望デビュー! 専門メディアは「競技面」「財政面」の問題を懸念…

佐野航大の“獲得不成立”の一方で、冨安健洋がアヤックス待望デビュー! 専門メディアは「競技面」「財政面」の問題を懸念…

オランダの冬の移籍市場は2月2日で幕を閉じたが、注目されていた佐野航大(NECナイメヘン)のアヤックス入りは成立しなかった。

 オランダの日刊紙『De Telegraaf』によれば、アヤックスは佐野およびその代理人であるネイサン・ファン・クーペレン氏と交渉のテーブルに着き、個人的には大枠で早々に合意に達していたが、その後、NECに正式に接触して移籍金1400万ユーロ(約26億円)に加え、ボーナスと将来の再売却時の割合を含めた条件を提示するも、交渉は「空振り」に終わり、今冬の獲得を断念したという。

 同メディアは、「NEC側はアヤックスの話の進め方に苛立ちを覚えていた」と報じたが、同時に「両クラブの良好な関係がこれによって損なわれたというわけではない」とも記述。そして、エールディビジ2位という驚きの順位を目標としているNEC(現在3位)にとって、躍進の立役者のひとりでもある好調な日本人MFの放出はあり得ないと見られていたとも伝え、「しかし、シーズン終了後には彼がクラブを去る可能性は高く、移籍金は2000万ユーロ(約37億円)を超えると見込んでいる」と付け加えた。
  また、佐野が今冬の移籍を望んだ件については、「アムステルダムでは、NECで受け取っている手取り30万ユーロ(約5500万円)の5倍は稼げるだろう。しかし、理由はそれだけではない。むしろ、ヨハン・クライフ・アレナでプレーを続けられれば、日本代表の北中米ワールドカップ最終メンバーに入れる可能性が高まると考えていたからだ」との見解を示している。

 こうしてアヤックスは、板倉滉、冨安健洋に続く、3人目の日本人選手獲得はならなかったわけだが、現地時間2月1日に行なわれたエールディビジ第21節のエクセルシオール戦では、冨安が81分からピッチに登場。アーセナル時代の2024年10月5日以来の実戦復帰、そして新天地でのデビューを飾った。 昨夏にアヤックスに加入するも、右膝の負傷から長いリハビリを強いられ、一部では今季中の復帰にすら懐疑的な見方も示されていたが、ついに沈黙を破った日本代表DFは、左SBとして奮闘。フレッド・グリム監督からは「冨安が出場した瞬間から、チームは少し落ち着きを取り戻した。彼がペースをコントロールし、選手たちを助けようとした。だからこそ、彼のように経験豊富で、勝負強さがあり、安定感のある選手をもっと多く必要としている」との賛辞を贈られている。

 今回は10分程度のプレーに止まったが、ここからコンディションを高め、ピッチに立つ時間も増やしていく形をアヤックスも、日本代表も期待しているだろう。しかし、アヤックスにとっては無視できない問題があると、サッカー専門サイト『FOOTBALL TRANSFERS』は指摘する。

 同メディアによれば、その問題とは「競技面」「財政面」のものであり、前者は冨安がボール保持時に内側へ絞って中盤で組み立てに関わる「インバーテッド型SB」が最も適しているのに対し、現在の同ポジションを務めるアントン・ガーエイはタッチライン際を上下動するタイプである理由から、もし日本人選手を起用する場合、ウイングの役割や配置を含め、チーム全体のバランスを組み替える必要が生じるという。
  後者は、冨安が先発に定着した場合、今夏の売却候補であるガーエイやヨシプ・シュタロが控えに回る流れになり、それによって移籍金額が下がる恐れがあるという懸念だ。アヤックスはこの2選手について、合計3000万ユーロ(約55億円)超という大きな売却益を見込んでいる。クラブの収益計画に大きな影響を与えるリスクをはらむ決断になる。

 また同メディアは、冨安がCBとしても起用される可能性があるため、「板倉にとっては、グリム監督から『控えの6番(ボランチ)』としても使える選手だとは見られているものの、それでも今回の冨安加入をめぐる一連の状況は、総合的に見てあまり良い展開ではない」とも綴っている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】484日ぶりの実戦復帰! 冨安健洋の全タッチ集【画像】スタンドに笑顔を届ける18歳、第21代大会応援マネージャー

【画像】26年大ブレイク!? 高校サッカー“18歳応援マネージャー”(計9カット)
配信元: THE DIGEST

あなたにおすすめ