・理由2:飾らない出演者たち
韓国では恋愛リアリティ番組が流行るにつれ、本気で恋がしたいというより、自分をアピールするために出演する人が増えてきた。インフルエンサーやユーチューバーなどだ。
そのような「お決まりのレパートリー」に視聴者は疲れていた。
そんななかで始まったのが『ラヴ上等』だ。
見た目とは裏腹に、真剣に恋と向き合う出演者たちの姿に新鮮さを覚え、自然と応援したくなったのである。
自分の過ちをクールに認め、恋のためなら競争もいとわない姿勢から、視聴者は「本気」を感じ取った。
すなわち、『ラヴ上等』は恋愛リアリティ番組に疲れた視聴者たちを癒す結果となった。
・理由3:恋愛を疑似体験
韓国の恋愛市場では、職業、年収、学歴といった条件が重視される。
こういう傾向は最近さらに激しくなってきた。
対照的に、『ラヴ上等』の出演者たちは番組開始と同時に自身の過去を打ち明ける。
決して明るい過去ではない。だが、それはマイナス要素とは働いていない。
むしろ彼らは互いの傷を理解し、共感し合いながら絆を深めていく。
条件ではなく「人そのもの」に惹かれたいという彼らの姿勢に、視聴者は条件に縛られない恋愛ファンタジーに触れたのかもしれない。
