世界最高峰に挑む2人
限られた枠を勝ち取った日本代表の覚悟

アルペンスキー大国がひしめく中、日本代表が獲得した出場枠は男子1名、女子1名という厳しい結果となった。
男子は、出場に最も近かった小山陽平が1月初旬のトレーニング中にアキレス腱を断裂し、戦線離脱。そんな中、チームメートの相原史郎(Shiro Aihara)が1月のワールドカップおよびヨーロッパカップで奮起し、出場枠を勝ち取った。オリンピック初出場となる25歳は、「ゴールまで気が狂ったように攻めていく」と力強いコメントを残している。
女子の安藤麻(Asahi Ando)は、2018年平昌、2022年北京に続く3度目のオリンピック。過去2大会では得意の回転で1本目途中棄権と悔しい結果に終わっている。3度目の今回は、これまでの経験を存分に生かした飛躍が期待される。
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相原が出場する男子回転は2月16日、安藤が出場する女子回転は2月18日。世界最高峰の舞台は目前だ。ミラノ・コルティナでは、恐れず、迷わず、自分たちの道を貫いてほしい。健闘を心から祈る。
選手を知れば、アルペンスキーはもっとおもしろい
スターの復活、異能の才能、地元の期待、そして挑戦者たち。選手を知れば知るほど、アルペンスキーは単なるタイム争いではなくなる。
ミラノ・コルティナ五輪は、その魅力が最も濃縮される舞台だ。
ゴールラインの先に待つのは、記録以上に記憶に残る物語。
世界が最も注目するアルペンスキーを、できるだけ多くの人に楽しんでもらえれば幸いだ。
