今年はどれだけ稼ぐのか。フォーエバーヤング(牡5、栗東・矢作芳人、父リアルスティール、母フォエヴァーダーリング)が連覇を懸けるサウジカップ・GI(2月14日、キングアブドゥルアジーズ競馬場・ダート1800メートル)に出走するため関西空港から出発し、2月5日午前に現地に到着した。
イギリス王手のブックメーカー、ウィリアムヒルのオッズでは、昨年のブリーダーズCダートマイルを勝ったナイソスの4.5倍を抑え、2.25倍で堂々の1番人気。勝てば賞金1000万ドル(約15億6780万円)が転がり込む計算だ。同馬はドバイ・ワールドカップ(3月28日、メイダン競馬場・ダート2000メートル)でも、同ブックメーカーでは2.75倍の1番人気に推されている。こちらも優勝すれば、1着賞金696万ドル(約10億9118万8880円)を獲得する。
さらに出走は未定だが、秋競馬でも高額賞金をゲットする可能性が出てきた。日本馬悲願の凱旋門賞(10月4日、仏パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)でも現在、昨年の優勝馬ダリズ(牡4)、2着のミニーホーク(牝4)に次いで高い人気を誇っている。凱旋門賞は中東のレースより高額賞金ではないが、それでも1着賞金は285万7000ユーロ(約5億2914万4970円)だ。
昨年VのブリーダーズCクラシック(10月31日、キーンランド競馬場・ダート2000メートル)にも出走すれば、優勝賞金は364万ドル(約5億7157万円)ゲットも見えてくる。
秋以降は海外遠征をせずとも、日本でもチャンピオンC(12月6日、京都・ダート1800メートル)、有馬記念(12月27日、中山・芝2000メートル)が控えている。こちらもそれぞれ優勝賞金1億5000万円、3億円と高額揃いだ。
フォーエバーヤングのオーナーは、サイバーエージェント代表取締役会長の藤田晋氏で、2000億円規模の資産を誇る富豪として知られる。フォーエバーヤングのさらなる成果によっては、その資産が数十億円単位で増えることになる。まさにお金がお金を生むということか。日々の生活に四苦八苦する庶民には羨ましい限りだ。
(阿部勝彦)

