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発表で終わらせない学びへ 京都聖母学院小学校が育む探究の時間「SEIBOわくわくDAY」

社会とつながる学びへ──英語やICTは「目的」ではなく「手段」

「SEIBOわくわくDAY」では、英語での発表やタブレットを使ったプレゼンテーションなど、今の時代らしい学びの姿も見られます。ただし、それらは決して目新しさを競うためのものではありません。

この学校では、英語やICTは「使えるようになること」自体が目的ではなく、考えたことを相手に伝えるための手段として位置づけられています。どうすれば伝わるか、どんな表現が適切かを考える過程そのものが、学びの一部と捉えられています。

英語での発表に挑戦する子どもたちもいますが、そこで重視されているのは流暢さや正確さではありません。言葉が完璧でなくても、自分の考えを相手に届けようとする姿勢があればよいとされています。その挑戦そのものが、子どもたちの自信や次の学びへとつながっていきます。

ICTの活用についても同様です。タブレットを操作できるようになることが目的になるのではなく、「何をどう伝えるか」を考えるための道具として使われています。情報をただ並べるのではなく、構成を考え、取捨選択を行う中で、思考を整理し表現する力が自然と育まれていきます。

また、家庭や地域、企業、公共機関と関わりながら進められた取り組みが発表される点も特徴です。学校の中だけで完結せず、社会と地続きのテーマに向き合うことで、子どもたちは「自分の考えが誰かとつながる」実感を得ていきます。

社会と関わる学びに触れることで、子どもたちは自分の考えが誰かの役に立つ可能性に気づいていきます。その実感は、学びを「やらされるもの」から「自分ごと」へと変えていくきっかけにもなります。

誰かに伝えること、誰かと協力すること、その先に行動が生まれること。
そうした経験の積み重ねが、子どもたちの視野を少しずつ広げていく。
この行事には、学びを教室の外へ開いていこうとする学校の姿勢が、静かに表れているように感じられます。

第4回 SEIBOわくわくDAY 開催概要

「SEIBOわくわくDAY」は、京都市伏見区にある京都聖母学院小学校にて開催される、全校児童参加型のプレゼンテーション行事です。
第4回となる今回は、2026年2月7日(土)の午前9時から12時25分まで、講堂および各教室を会場として行われます。

当日は、1年生から6年生までの児童が、それぞれ自ら選んだテーマについて発表を行い、研究発表会や教育講演会も予定されています。
本イベントは在校生の保護者や教育関係者を対象として開催され、子どもたちが日々の探究の中で積み重ねてきた学びを共有する場となります。

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