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初の移籍は「まるで転校生みたい」。クリッパーズに加入したガーランドが意気込み「どこへ向かっていくのか楽しみだ」<DUNKSHOOT>

初の移籍は「まるで転校生みたい」。クリッパーズに加入したガーランドが意気込み「どこへ向かっていくのか楽しみだ」<DUNKSHOOT>

現地時間2月4日(日本時間5日、日付は以下同)、ロサンゼルス・クリッパーズはホームのインテュイット・ドームにクリーブランド・キャバリアーズを迎えたが、91-124で大敗。2連敗で今季成績をウエスタン・カンファレンス9位の23勝27敗(勝率46.0%)とした。

 この日は敗れたとはいえ、昨年12月中旬の時点で6勝21敗に沈んでいたチームは、そこから2度の6連勝を飾るなど好転し、プレーイン・トーナメント出場圏内まで順位を上げている。

 そんななか、4日に正式発表されたトレードで、クリッパーズはジェームズ・ハーデンをキャブズへ手放し、ダリアス・ガーランドとドラフト2巡目指名権を獲得。

 翌5日には在籍8年目のイビツァ・ズバッツと若手のコビー・ブラウンをインディアナ・ペイサーズにトレード。見返りとしてベネディクト・マサリンとアイザイア・ジャクソン、2026年のドラフト1巡目指名権(条件付き)、29年の1巡目指名権、28年の2巡目指名権を獲得し、ロスターに大きなメスを入れた。
  この2件のトレードを断行した時点で、クリッパーズが戦力アップできたかは疑問が残るところ。計4本のドラフト指名権を手に入れたことから、チームは長期的な年俸総額の削減と再建へ動いたと見ていいだろう。

 獲得した3選手のうち、26歳のガーランドは2度のオールスター選出経験を持つポイントガード。昨季は平均20.6点、6.7アシスト、1.21スティールにフィールドゴール成功率47.2%、3ポイント成功率40.1%(平均2.8本成功)、フリースロー成功率87.8%を残した実力者で、カワイ・レナードとともに主軸を務めていくことが期待される。

 昨季プレーオフから左右の足の親指捻挫に苦しめられ、キャリア7年目の今季は1月14日のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦を最後にコートへ立てていないが、それでも平均18.0点、6.9アシストに3ポイント成功率36.0%(平均2.3本成功)を記録している。

 変幻自在のボールハンドリングと軽快なステップを絡めた動きで相手守備陣を翻弄し、レイアップやフローター、長距離砲で加点する傍ら、チームメイトでさえ驚くほど目の覚めるようなパス捌きで会場を魅了することもできる。 4日のキャブズ戦で出場することはなかったが、ガーランドはトレード後初のメディア応対の場で、「(トレードは)別にショックでもなかった。それがバスケットボールのビジネスだからね」と反応し、古巣に感謝を述べた。

「今ここにいることができてありがたいと思っている。クリーブランドでは素晴らしい時間を過ごせた。あそこでキャリアをスタートさせたんだ。彼らは大学で5試合しか出場していなかった僕を(ドラフト1巡目)5位で指名するという大きな決断を下してくれた。本当に、すべてに感謝しているよ。ただ、トレードに関しては本当にクレイジーだったね」
  ガーランドは今後、クリッパーズでレナードをはじめ、ジョン・コリンズやクリス・ダン、デリック・ジョーンズJr.といった新たなチームメイトたちとキャリアの第2章を歩む。

 NBA入りから6年半を過ごしたキャブズから移籍することについて、本人は「まるで学校の転校生みたいだ。だからとにかく慣れて、居心地がよくなるように努力している」と口にし、こうも語っていた。

「ここに来ることができてすごく嬉しい。このチームの一員になったことが本当に嬉しいんだ。ここには美しいアリーナと新しいエナジーがあって、新しい観客がいる。すごくワクワクしているよ」

 ガーランドにとってクリッパーズは、かつて父ウィンストンが在籍した古巣でもある。足の親指のケガの具合は気になるものの、「これは新たな旅、僕の人生にとって次のチャプターなんだ。これからどこへ向かっていくのか楽しみだ」と、前向きに第一歩を踏み出していた。

文●秋山裕之(フリーライター)

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配信元: THE DIGEST

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