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19歳フラッグに未来を託したマブズ。フロントはアービングとの共演に期待「クーパーは彼から多くのことを学べる」<DUNKSHOOT>

19歳フラッグに未来を託したマブズ。フロントはアービングとの共演に期待「クーパーは彼から多くのことを学べる」<DUNKSHOOT>

現地時間2月5日(日本時間6日、日付は以下同)、ダラス・マーベリックスとワシントン・ウィザーズによるトレードが正式に成立し、オールスタービッグマンのアンソニー・デイビスを含む計4選手がウィザーズへ移籍した。

 チームの得点源を放出したマブズは、クリス・ミドルトン、マービン・バグレー三世、AJ・ジョンソン、マラカイ・ブランナム、2026年のドラフト1巡目指名権、2030年の1巡目指名権(条件付き)、2巡目指名権3本を獲得。その後ブランナムをシャーロット・ホーネッツへトレードし、タイアス・ジョーンズをロスターへ加えた。

 マブズは5日のサンアントニオ・スパーズ戦を123-135で落として6連敗。ウエスタン・カンファレンス12位の19勝32敗(勝率37.3%)と苦戦が続いているが、長期的な視点で見ればチームの未来は決して暗くない。

 スパーズ戦では新人クーパー・フラッグとナジ・マーシャルがそれぞれ32得点、マックス・クリスティーが20得点、ダニエル・ギャフォードが16得点、10リバウンド、3スティール、4ブロックと気を吐いた。
  特に19歳のフラッグは、1月29日のホーネッツ戦で10代の選手ではNBA史上最多となる49得点の大暴れ。続く31日のヒューストン・ロケッツ戦で34得点、12リバウンド、5アシスト、2月3日のボストン・セルティックス戦でも36得点、9リバウンド、6アシスト、2ブロックを叩き出した。

 直近のスパーズ戦と合わせて、フラッグは10代の選手では史上最長となる4戦連続の30得点超えを達成。昨年のドラフト全体1位指名でマブズに迎えられた怪物ルーキーは、着実にフランチャイズを背負う選手への階段を上っている。

 マブズのジェイソン・キッドHC(ヘッドコーチ)は、試合をこなすごとに躍動する万能フォワードをこう評していた。

「クーパーは素晴らしいスタートを切った。今の彼は高いレベルでプレーすることを学んでいるところだ。ありとあらゆる挑戦を受け入れているよ。我々には若い選手がいるから、これからも成長を続けていくことになる。彼もまた、成長し続ける選手の1人なんだ」 今季のマブズはデイビス、フラッグ、そして故障からの復帰を目指すカイリー・アービングの3本柱を軸にプレーオフで上位進出を目指していた。しかし、デイビスのトレードによって方針転換。

 今後、復権を目指すチームの中で、最大のカギを握るのはアービングだろう。昨年3月に左ヒザの前十字靭帯断裂の大ケガを負ったスターガードが、先発ポイントガードとして万全の状態でコートに戻れれば、フラッグをさらに活かすことも容易なはずだ。

 マット・リカルディとともに暫定GM(ゼネラルマネージャー)を務める球団OBのマイケル・フィンリーは、スパーズ戦前の会見でメディアに対してこう語っていた。
 「カイリーとは何度か話をしたが、まさに完璧なプロだね。若い選手なら誰もがカイリーのような選手をチームに迎えたいと思うだろう。カイリーはクーパーをすごく尊敬している。彼の練習に対する意識の高さや、ゲームへ注ぐ愛情を高く評価している。カイリーはクーパーのメンターとしての役割を心から受け入れるだろう」

 あの2人がコートで一緒にプレーすることになれば最高だろうね。カイリーの実力とチームへの貢献を考えると、クーパーは彼から多くのことを学べると思う。リーダーシップの観点で言えば、カイリーはその挑戦、役割を楽しみにしていると思う」

 このフランチャイズにおいて、フラッグが長期にわたってチームを牽引する存在になることは間違いない。デューク大の先輩でNBA優勝経験もあるアービングとコート上で共演することで、その成長はさらに加速していくだろう。

文●秋山裕之(フリーライター)

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配信元: THE DIGEST

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