
【くら寿司の“世界一”が決まる】5.5万人の頂点を決める「くらワンGP」に潜入!国内外550店舗が挑んだ世界大会の行方は?の画像一覧
回転寿司チェーン店「くら寿司」で2022年から開催されている社内コンテスト「KURA-No.1 GRAND PRIX」(くらワン グランプリ)。昨年よりメディアにも度々取り上げられていたこともあり、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「KURA-No.1 GRAND PRIX」とは、くら寿司で働く全従業員の中から、“作業レベルが最も高い”を基準に、「作業スピード」「正確性」「商品の美しさ」などを審査し、頂点を決定するという、もはや社内コンテストレベルを超えたガチな大会。第4回目となる今年は、日本の店舗だけでなく初の世界大会として海外店舗(台湾・アメリカ)も参戦!今回は、全国約550店舗、約5.5万人の中から頂点が決まるという、熱すぎる大会に潜入してきました!
舞台は大阪!社内コンテストらしからぬ緊張感漂う会場
今回の「KURA-No.1 GRAND PRIX」の舞台は、くら寿司大阪の貝塚事務所。国内外24店舗のスタッフが一堂に会し、会場は賑わいながらも少しピリッとした緊張感が漂っていました。
開会式では、選手宣誓から前年のグランプリ店舗のトロフィー返還、出場店舗の紹介など、プログラムも本格的。
初出場の台湾代表・アメリカ代表の店舗スタッフたちも気合が入っています。
個人的に胸が熱くなったのは、各出場店舗からの応援メッセージ動画。
各店舗、代表して出場するスタッフへの応援の気持ちはもちろんのこと、くら寿司への愛も強く伝わってきました。
いよいよ予選開始!とてつもないスピードと正確さに驚き
開会式が終了し、いよいよ予選開始!参加する24店舗が3人ずつでチームを組み、「お持ち帰り部門」「ネタ切り部門」「デザート部門」の3部門で調理の腕を競います。大会は部門ごと決められたオーダーに従って調理。マニュアルに従いながら、スピードやできあがりの美しさを競い、3部門で獲得した点数の合計が高い3チームが優勝決定戦に進出する流れとなっています。
会場には調理場を模したスペースを4か所に設置。4チームずつ時間差でスタートしていきます。


「お持ち帰り部門」では、ロボットから出てきたシャリを、いかに素早く、そして美しく並べるかがポイント。その驚くほどの手さばきの良さに、思わず見入ってしまいました。

ネタを均一な大きさ・重さに切り出す熟練の技が試される「ネタ切り部門」。一流店の寿司職人にも引けをとらない、スピード感のある華麗な技に圧倒されました。
各部門ともに、いかにマニュアル通りに美しく仕上げるかという点だけでなく、かなりのスピード感も求められるため、中には緊張で手元が狂ってしまうスタッフも……。出場したスタッフたちの本気と気迫、そして相当な緊張感が会場中にビリビリと伝わってきました。
