決勝戦ではさらにハイレベルな争いに!
白熱した試合の結果、決勝戦に進んだのは兵庫県「大蔵谷店」、東京都「町田店」、大阪府「城東今福店」の3チーム。
前回のグランプリ・銀賞・銅賞だった店舗がまさかの予選敗退という、かなりアツい展開に!予選を勝ち抜いた精鋭たちが普段の業務で培った技術を武器に、ガチすぎる戦いを繰り広げます。
予選と同じく3部門にて競うのですが、筆者が驚いたのは「デザート部門」。
通常のメニューではなく、今回のコンテストのために開発された初披露のメニューをその場の数分でマニュアルを覚えて作るという、鬼のような内容。さすがにこれは難しいのでは……。
3チームくじ引きでデザートの種類を決め、早速決勝戦スタート!本当に初めて作るの?と疑ってしまうほどスムーズな動きです。
瞬く間に完成したデザートのクオリティの高さに、思わず「これ、普通にメニュー化してほしい!」と声が出てしまいました。
ついにNo.1が決定!グランプリのチームは……
ハイレベルな争いの中、数ある強豪店を制し見事グランプリに輝いたのは……東京都「町田店」!およそ500店舗の頂点に立ちました。

グランプリとなった町田店に、なぜグランプリに選ばれたのかと尋ねると、「チームワークですかね!常にチームワークを考えて仕事していますので、それが今回の大会でも活かせたと思っています。」とコメント。
そして来年も連覇を目指すかという質問には、「来年は別のチームにグランプリを譲りたいですね。良い経験になると思うので、色々な店舗の方にチャレンジしていただきたいなと思っています。私たちはこれからも今まで通り、初心を忘れずお客様の喜ぶ顔を思い浮かべながらお寿司を作っていきたいと思います!」と、なんとも愛に溢れたコメントをいただけました。
今回初潜入した「KURA-No.1 GRAND PRIX」は、単なる社内コンテストでは収まらない、くら寿司スタッフの熱い想いと高い技術が詰まった胸アツな大会でした。品質へのこだわり、そして仲間を思いやる温かい絆。これこそが、くら寿司が多くの人に愛される理由なのかもしれません。くら寿司に訪れた際には、ぜひ提供されるお寿司の背景にある、スタッフの努力と情熱に想いを馳せてみても良いかもしれません。
文・撮影/未央
