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一周回って人気? 『呪術廻戦』禪院直哉と並ぶ、アニメ界の「愛すべきクズキャラ」たち

一周回って人気? 『呪術廻戦』禪院直哉と並ぶ、アニメ界の「愛すべきクズキャラ」たち


ネット上では「ドブカス」の愛称で親しまれている、アニメ『呪術廻戦』禪院直哉の場面(第51話「葦を啣む」より) (C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

【画像】「えっ、ある意味王道」「教科書に載せてもいい」これが、アニメ史上最も悲惨な最期を遂げた、クズの悪役キャラです(5枚)

一周回るほどの「クズぶり」で、愛されている?

 現在放送中の『呪術廻戦』第3期『死滅回游 前編』では、「禪院直哉」という過激な言動を繰り返すキャラクターが、「クズすぎる」と注目を集めています。その直哉は「三歩後ろを歩かれへん女は背中刺されて死んだらええ」など、強烈な男尊女卑の発言を口にする人物です。

 それにもかかわらず、一周回ってネット上では人気を集める存在となっています。では、これまで放送されたアニメ作品のなかで、直哉に匹敵するクズキャラはいるのでしょうか。

●「歪んだ正義」に酔いしれた、天才的クズ

『DEATH NOTE』(作:大場つぐみ/作画:小畑健)の主人公「夜神月(やがみらいと)」は、歴代アニメのクズキャラを語るうえで、真っ先に名前が挙がる存在でしょう。成績優秀で容姿端麗な月は、「ノートに名前を書いたら死ぬ」デスノートを手にしたことをきっかけに、「新世界の神」と称する殺人者「キラ」へと変貌していきます。

 月は、犯罪者を裁くという大義を掲げながらも、FBI捜査官の「レイ・ペンバー」やその恋人「南空ナオミ」など、自身の計画に邪魔な存在を次々とノートに名前を書いて葬っていき、正義という言葉からは大きく逸脱した行動をとっていました。

 頭脳明晰な月は手先も器用で、天才探偵「L」に疑われ自室にカメラを設置された状況下でも、右手で勉強しながらポテトチップスの袋に小型テレビとデスノートの切れ端を忍ばせ、左手で犯罪者の名前を書くという、ファンに語り継がれるアリバイ工作を披露しています。

 また、恋人や家族すらも駒として扱い、自分の正義を疑うことなく神を名乗る姿は、クズでありながら強烈なカリスマ性を放っていました。しかし、Lの意思を受け継いだ「ニア」によって追い詰められた月は、最終的に行動をともにしてきた死神「リューク」に自身の名前を書かれ、命を落とします。

 デスノートによって自らも裁かれるという皮肉な最期を含め、夜神月は栄光から没落へと至る過程が描かれたキャラです。視聴者を魅了した「悪」として、極めて象徴的な存在だといえるでしょう。

●戦闘に興奮を覚える、作品屈指のサイコパス

 無慈悲に殺しを繰り返す戦闘狂タイプとしては、『HUNTER×HUNTER』(作:冨樫義博)に登場する「ヒソカ=モロウ」も、忘れてはいけないキャラでしょう。ヒソカはハンター試験287期生の奇術師で、ピエロ風のメイクや語尾にトランプのマークを付ける軽薄な言動とは裏腹に、作中屈指の戦闘能力を持ち合わせています。

 性格は気まぐれで嘘つき、つかみどころがなく、気に入った獲物を狩ることに悦びを見出す異常性が際立っています。強者と対峙した際には、興奮のあまり股間が反応する描写も描かれ、その変態性は視聴者に強烈なインパクトを残しました。一方で、見込みのない人間には一切の関心を示さず、気に入ったキャラにしか興味を持たない冷酷さも併せ持っています。

 ハンター試験を受けた理由も、資格を得れば殺人が許容されるからという歪んだ動機で、過去には試験官を半殺しにしたことで失格となった経緯もありました。

 そんなヒソカは、幻影旅団の団長「クロロ=ルシルフル」との死闘に臨み、激闘の末に一度は死亡します。しかし、死の間際に念能力を用いたことで蘇生し、まさかの復活を遂げました。復活後は幻影旅団への復讐に燃え、生き返ってもなお戦闘を求め続ける姿を見せ、救いのないサイコパスとしてファンの間で認知されています。

●原作者公認? 新作アニメでも心配されたクズキャラ

 上記のふたりとはまた違う視点のクズキャラとして知られているのが、『らんま1/2』(作:高橋留美子)に登場する「八宝斎」です。主人公「早乙女乱馬」の師匠という立場にありながら、その実態は女性下着の窃盗やセクハラ行為を繰り返す、作中の問題人物として描かれています。

 武術家としての実力は本物で、作中でも最強クラスの戦闘力を誇りながら、あまりの素行のひどさに弟子である「早乙女玄馬」と「天道早雲」によって洞窟に封印されていました。

 2025年放送のリメイク版アニメ第2期で登場が明らかになった際には、令和時代のコンプライアンス面を懸念する声もありましたが、原作どおりの暴走ぶりが描かれています。女性の姿になった乱馬にブラジャーを着せようとしたり、乱馬の許嫁である「天道あかね」の部屋から下着を盗もうとしたりと、その問題行動は健在です。

 そんな八宝斎について原作者の高橋先生の公式X(旧:Twitter)にて「本気出せば強いですが、人としてはあかん。美しい師弟関係は一切書く気はなかったです」と語っており、ぶっ飛んだキャラ設定は作者の意図によるものだったようです。

配信元: マグミクス

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