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「少しの隙でも突いてくる」今冬にブンデス移籍の日本代表DFがドイツ強豪との一戦で感じた“本音” 欧州挑戦1か月で手応えも「徐々に慣れてきた」【現地発】

「少しの隙でも突いてくる」今冬にブンデス移籍の日本代表DFがドイツ強豪との一戦で感じた“本音” 欧州挑戦1か月で手応えも「徐々に慣れてきた」【現地発】


 トップレベルとの差は、やはり細部に表れた。

 今冬にザンクトパウリに加入した日本代表DF安藤智哉は、「少しの隙でも突いてくる相手だった。レベルの高いチームだった」と率直な言葉で、0-3で敗れたDFBポカール準々決勝のレバークーゼン戦を振り返った。

 チャンピオンズのプレーオフ進出を果たしている強豪レバークーゼンだが、この日は試合を通して高みで安定していたとはいいがたいパフォーマンス。それでもわずかな判断の遅れを見逃さないハイインテンシティでの連続プレスに、ザンクトパウリのビルドアップがつかまるシーンが少なくなかった。

 ボールを奪った後もその後のパスがカットされたり、ミスになってしまう。安藤もその点について言及していた。

「チャンスも作れていたので、奪った後のファーストパスを前につけられたら」

 一方で、手応えも確かにあった。前に出てのインターセプトや空中戦など、持ち味を発揮できた場面も少なくはない。

「後ろの選手として、奪い切る意識は常に持っています。ただ、イエローをもらってからは少し行きづらくなってしまった。そこも自分のゲーム運びの課題だと思います」
 
 そのほかにも、個人として通用していると感じる部分がある。

「繋ぎの部分はそうですね。もう少し自分の色を出したい気持ちもあります。チームが求めていることと、自分がやりたいことを探りながら、まずはチームのためにやっていくことが大事かなと」

 27歳のCBが思い描く自分の色は明確だ。後方からの持ち上がりで生まれる厚み。守備では、積極的に前へ出て奪い切る姿勢。「もちろんリスクもありますけど」と前置きしながらも、自身の特長をどう発揮するかを模索している。

 そして、「できたところもありましたけど、課題も見つかったゲームでした。リーグ戦につなげていくしかないですね」と、視線はすでに次を向いている。

 トップレベルとの対戦が続く中で、強度への適応は進んでいるようだ。

「徐々に慣れてきましたけど、まだまだです。試合ごとに成長できるなと感じているので。来て1か月ほどですが、勝ち星を挙げられていないので、そこがついてくれば、より充実したものになると思います」

 その言葉には、試合ごとに成長している実感と、現状への冷静な自己評価がにじんでいた。

取材・文●中野吉之伴

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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