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「世界に向けて自分たちの存在価値を示した」“今季のベストマッチ候補”を制したニックスのデュオを識者が絶賛<DUNKSHOOT>

「世界に向けて自分たちの存在価値を示した」“今季のベストマッチ候補”を制したニックスのデュオを識者が絶賛<DUNKSHOOT>

現地時間1月21日のブルックリン・ネッツ戦から連勝中だったニューヨーク・ニックスは、2月4日に行なわれた強敵デンバー・ナゲッツ戦で2度の延長戦の末に勝利。激戦を制して今季最長の8連勝を飾った。

 試合はニックスがティップオフから8連続得点でリードを奪うも、ナゲッツもすぐに持ち直す互角の戦い。第1クォーター終了直前には、カール・アンソニー・タウンズがシュートを止めにきたスペンサー・ジョーンズと衝突して右目の上を切るケガを負い、血を流しながらフリースローを2本とも沈める執念のプレーでチームを盛り立てた。

 しかしその後も試合は拮抗。ニックスのジェイレン・ブランソンとナゲッツのジャマール・マレー、両軍の司令塔同士がバチバチにやり合う展開は、マレーが第4クォーター残り13秒で決めたジャンパーが同点打となり、オーバータイムに突入する。

 延長戦に入ってからも取っては取り返すシーソーゲームとなったが、117-119とナゲッツが2点を追う場面で、マレーがブザー直前に放った3ポイントが外れると、ニックス陣営は勝利の雄叫びを上げた。
  しかし、シュート後のルーズボールをめぐってニックスのミケル・ブリッジズとナゲッツのクリスチャン・ブラウンが接触。これによりブラウンに2本のフロースローが与えられると、緊迫する空気の中、ブラウンが2本とも決め切って、試合はダブルオーバータイムへと持ち込まれた。

 2度目のオーバータイムはマレーの速攻からのダンクでナゲッツが先手を取ったが、ブランソンが一挙6点を積み上げて流れを引き寄せる。この勢いが決め手となって、最後はニックスが134-127で勝ち切った。

 ブランソンはゲームハイの42得点に加えて8リバウンド、9アシストと、トリプルダブルに迫る活躍。タウンズも痛々しい絆創膏姿で24得点、12リバウンドと奮闘した。

 一方のナゲッツは、マレーがチーム最多の39得点。ニコラ・ヨキッチは30得点、14リバウンド、10アシストと、今シーズン17回目のトリプルダブルを達成するも、13本放った3ポイントは成功1本のみと、彼にとっては“不発”の試合となった。 この熱戦を“今季のベストマッチ候補”に挙げたのは、かつてボストン・セルティックスなどで活躍し、現在は『ESPN』の辛口コメンテーターとして人気のケンドリック・パーキンスだ。とりわけ彼が絶賛したのは、ニックスで結成2年目を迎えたオールスターデュオだった。

「この試合は、ジェイレン・ブランソンとカール・アンソニー・タウンズが、世界に向けて自分たちの存在価値を存分に示した一戦だった」

 クラッチタイムでの得点を比べても、ブランソン&タウンズの21点に対し、マレー&ヨキッチは13点と、この試合ではニックスのデュオが圧倒していた。

 2008年にセルティックスでリーグ優勝を経験しているビッグマンは、ブランソンを「リーグ屈指のクロ―ザーの1人」と称賛する。

「ニックスでの彼のキャリアの中でも、レギュラーシーズン最高の試合だったんじゃないか?特に第4クォーターでの支配力は圧巻だった。42得点のみならず、9アシスト、8リバウンドという数字が、彼がいかに完成度の高いプレーヤーであるかを物語っている」
  そしてタウンズに関しては、彼のニックスにおける存在価値を強調した。

「この8連勝の中で、彼はようやく自分がこのチームで求められている役割を見つけ出し、マイク・ブラウンのニックスの一員になった。攻守両面で存在感を発揮し、リバウンドでもチームを支えている」

 タウンズは2月5日に締め切られたトレード期限に放出されるのではないかという噂も上がっていただけに、存在意義を証明する上でも、この日の力強いパフォーマンスは特別だった。血を流しながら、右目がふさがった状態で決め切ったフリースローの場面について試合後に聞かれた際には、こう答えている。

「やるべき仕事をきっちりやったまでだ。なにしろ相手は本当に難敵だからね。この試合は、自分たちの今の勢いを維持する上でも、チーム全員が“絶対に勝ちたい”と気合を入れて臨んだ一戦だった。自分たちの真価や勝負強さを試す相手として、デンバー・ナゲッツほどふさわしいチームはない。彼らはチャンピオンになる術を知っているチームだからだ」

 1999年以来のファイナル進出を目指すニックスにとって、ナゲッツとの死闘を制したこの経験は、自分たちの底力を実感できる大きな自信になったことだろう。

文●小川由紀子

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配信元: THE DIGEST

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