毎朝繰り返される「つけっぱなし」の日々
私たち夫婦は、共にフルタイムで働いています。朝はとにかく時間との勝負で、お互いバタバタと支度をして家を出る毎日。そんな中、夫には昔からひとつ困った癖がありました。エアコン、電気、テレビ、朝使ったものを何ひとつ消さずに出勤してしまうのです。
私が後から出る日は気づいて消せますが、夫が後に出る日は悲惨でした。帰宅すると、誰もいないリビングでエアコンが稼働している。「また......」とため息をつくのが、いつしか日課のようになっていました。電気代の明細を見るたびに、小さなモヤモヤが胸に溜まっていくのを感じていたのです。
何度注意しても変わらない現実
「家を出る前にちゃんと確認してね」「電気消してから出てね」。最初は優しく伝えていたつもりでした。でも、何度言っても状況は変わらず、だんだんと口調がきつくなっていく自分にも気づいていました。
夫に悪気がないのはわかっています。ただ単純に、朝の忙しさの中で意識が向かないだけ。「うん、気をつける」と言ってくれるのですが、翌朝にはまた同じことの繰り返し。責めたいわけではないのに、イライラしてしまう。そんな自分も少し嫌でした。「どうしたら伝わるんだろう」と、半ば諦めかけていた時期もあったのです。
