
「原菜乃華カレンダー 2026.04-2027.03」収録の写真 (C)KADOKAWA 撮影:熊木優
【画像】え…っ?「可愛すぎる」「子役出身感ある」「帽子似合いすぎ」 こちらが原菜乃華さんが再現した「本人と重なる」キャラです
実生活とのリンクがすごい!
2023年に「週刊少年ジャンプ」で連載が完結した『高校生家族』の実写化が発表され、SNSを中心に大きな話題を呼んでいます。「両親と妹、さらにペットまでもが主人公と同じ高校に通う」というギャグマンガが実写化されることに原作ファンもどよめくなか、家庭の事情により高校進学を断念した背景を持つ父「一郎」を演じる香取慎吾さんの、「自身も中卒であり、高校生への憧れを抱いていたため一郎の気持ちがわかる」といった旨の公式コメントが注目を集めました。
「10代を仕事に捧げて普通の高校生活を送れなかった実在の男性を連れてくるのはちょっとズルい」「キャスティングの妙」と、香取さんの背景を知っている人から、配役に関して絶賛のコメントも続出しています。
そんな『高校生家族』と同じく、実写化作品には役柄の背景と実生活が共通していたキャストもいました。
『【推しの子】』有馬かな(演:原菜乃華)
2026年1月よりアニメ第3期が放送中の『【推しの子】』(原作:赤坂アカ×横槍メンゴ)は、2024年にAmazon Prime Videoでドラマが配信され、完結編となる映画も公開されています。社会現象を起こすほどのヒット作であり、人気キャラも多いことから、実写化が発表された際にはどこまで再現できるのか不安を見せるファンもいました。
しかし、芸能界の光と闇を描いたサスペンス要素やリアル描写に加え、キャストの高い演技力によって再現された作品は、前評判を大きく覆しています。特に高い評価を得ていたのは、メインキャラクターのひとり「有馬かな」を演じた原菜乃華さんです。
かなは「哺乳瓶を吸ってた頃から芸能活動をする」ほど演技経験のある天才子役キャラクターで、主人公「星野アクア(演:櫻井海音)」と、「星野ルビー(演:齊藤なぎさ)」と幼い頃に出会っています。再登場した際は「子役としての旬が過ぎた」ことから仕事は減ったものの、芸能活動の経験からふたりにアドバイスをする先輩として存在感を発揮していました。
原さん自身も子役から芸能界でのキャリアを積んでいる背景があり、若くして場数を踏んできた点ではかなと共通点があります。実際に作品を観た人からも「子役の経験ある原さんをキャスティングしたのは大正解」「小さい頃から芸能界を見てきたからこそ演技がリアル」「本人が子役出身の美少女だからすんなり入ってくる」と、原さんの経歴を含めた再現度の高さに称賛が相次ぎました。
『映像研には手を出すな!』水崎ツバメ(演:山下美月)
人見知りながら監督として優れた才能を持つ女子高生「浅草みどり」が、仲間とアニメで「最強の世界」を作るため奮闘する『映像研に手を出すな!』(作:大童澄瞳)は、2020年に放送されたアニメが第24回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞を受賞したほか、イギリスのミュージシャンであるエルヴィス・コストロが「映画制作のあらゆる要素の教材」と言及するなど、国内外で高い評価を得た作品です。
みどりが空想する驚異的な映像描写が求められる作品でもあり、同じ2020年に作られた実写版には原作ファンから懐疑的な声もありました。さらに、メインキャラクター3人を当時乃木坂46のメンバーだった齋藤飛鳥さん、山下美月さん、梅澤美波さんが演じることが発表され、「美化されてるのでは」と役柄とキャストのイメージにギャップを感じる人も多かったようです。
しかし、映画と映画公開に先駆けて放送されたドラマを観た人たちからは「ビジュアルそのものよりも、表情とか仕草はそれぞれのキャラクターっぽかったので満足」「原作の雰囲気はしっかり出てた」と、好評の声も出ています。
なかでもカリスマ読者モデルのキャラクター「水崎ツバメ」を演じた山下さんは、実際に2018年から「CanCam」の専属モデルを務めていたこともあり、「ツバメの座り方とか雰囲気を再現していて似せようとしているのを感じた」「山下美月さんは、山下美月さんだし、とっても水崎ツバメだし、素のまま美しい感じ。適役」と、本人と役が重なるはまり役として評判を呼びました。
『美味しんぼ』山岡士郎(演:佐藤浩市)、海原雄山(演:三國連太郎)
東西新聞文化部の記者「山岡士郎」が、実の父の美食家「海原雄山」との間で料理を通じた親子対決を繰り広げるマンガ『美味しんぼ』(原作:雁屋哲、作画:花咲アキラ)は、1996年に映画化されています。劇中の親子と同じく、山岡役の佐藤浩市さん、雄山役の三國連太郎さんが親子であることが、公開当時大きな話題を集めました。
佐藤さんは父・三國さんが亡くなった後に、バラエティー番組で映画の記者会見でお互いを苗字で呼び合う険悪な雰囲気であったことについて、「空気感がみんなが求めてる『美味しんぼ』だろうなと思ったんで。そのままの空気感でいいじゃないか、っていうのはあったと思うんです」と振り返っています。作中でも山岡と雄山は長年確執を抱えた親子であり、「実生活での関係性がそのまま演技につながっているかのようにリアル」という感想もありました。
原作マンガでは102巻でついに親子が和解する展開を迎えましたが、映画版では和解には至らなかったものの、親子の距離がやや近づく描写があります。その後も佐藤さんと三國さんが共演をしないことについて、メディアは「不仲説」と報道していましたが、ほかの番組では本作の撮影期間中に畳に寝そべりながら演技論を仲睦まじく戦わせるふたりの様子が放送されていました。
山岡と雄山のように、作品での共演を通して確執のあった親子関係に変化が生じたのかもしれません。
※記事の一部を修正しました。(2026年2月9日 10時24分)
