
94年W杯でOGの元コロンビア代表DFを射殺した容疑者が銃殺と海外報道。同国大統領は32年前の悲劇に怒り「国の国際的なイメージをめちゃくちゃにした」
32年前、信じられない悲劇にサッカー界は悲しみに暮れた。
1994年のアメリカ・ワールドカップの期間中に、コロンビア代表の27歳DFアンドレス・エスコバルが射殺されたのだ。
優勝候補にも挙げられていたコロンビア代表は、グループステージで敗退。アメリカ戦でオウンゴールを献上したエスコバルはスケープゴートにされ、帰国後にナイトクラブにいたところを襲撃され、帰らぬ人となった。
その犯人が、銃殺されたという衝撃のニュースが飛び込んできた。米国の『CBS NEWS』は2月6日、こう伝えている。
「(コロンビアの)グスタボ・ペトロ大統領は金曜日、94年に起きたコロンビアのサッカースター、アンドレス・エスコバルの殺害に関与した麻薬密売人がメキシコで殺害されたと発表した。サンティアゴ・ギャロン・エナオ容疑者は、94年ワールドカップの米国戦でオウンゴールをした数日後にメデジンで射殺されたコロンビア代表のCB、エスコバルの死に関与した疑いで捜査を受けていた」
「ガロンとその兄弟は、オウンゴールからわずか10日後の94年7月2日にナイトクラブでエスコバルと対峙したとされている。兄弟の運転手だったウンベルト・ムニョス・カストロは、ナイトクラブの駐車場でエスコバルを数回撃ったことを認めた。目撃者によると、ムニョスは発砲するたびに『ゴール!』と叫んでいたという。後に彼は殺害を自白し、懲役刑を宣告された。ボゴタ・ポスト紙によると、彼は懲役43年の刑を言い渡され、11年後に釈放された。この男たちはワールドカップでのコロンビアの成績に賭けをして大金を失ったとみられている」
同メディアは、ペトロ大統領は自身のXで、「ギャロンは木曜日にメキシコで殺害された。エスコバルの殺害の責任はギャロンにある。国の国際的なイメージをめちゃくちゃにした」と怒りを露わにしたという。
記事は、「ギャロン容疑者はメキシコ州ウイスキルカン市のレストランで射殺された。ギャロンとその兄弟は司法妨害の疑いで捜査され、裁判にかけられることなく15か月間刑務所で過ごした」と続けている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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