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え、ラスボスを倒さず終了? 賛否両論だった、アニメ『犬夜叉』最終回と”その後”

え、ラスボスを倒さず終了? 賛否両論だった、アニメ『犬夜叉』最終回と”その後”


アニメ『犬夜叉』ビジュアル (C)高橋留美子/小学館・読売テレビ・サンライズ 2000

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一部地域のみで放送された幻の「完結編」も

 皆さんは『犬夜叉』というアニメをご覧になったことはありますか? 高橋留美子先生が手がけたこの人気作品は、戦国時代と現代を行き来するファンタジー活劇として多くのファンを魅了しました。実は、放送当時「最終回で肝心なラスボスを倒さずに終わった」と賛否両論を巻き起こしていました。

※この記事ではアニメ『犬夜叉』(無印)終盤の内容を含みます。ネタバレにご注意ください。

原作追いつき問題と物語の行き詰まり

 2000年にスタートした『犬夜叉』のTVアニメは、マンガが連載中の状態でアニメ化されたため、いわゆる「原作追いつき問題」に直面していました。その結果、物語を引き延ばすためにアニメオリジナル回が多数挿入されることになったのです。

 アニメオリジナル回には、原作ではあまり描かれなかった「犬夜叉」と「桔梗」の過去エピソードなど、ファンの心をつかむ回もありました。しかし、それ以外の回は大半がギャグ色の強い内容で、「キャラクター崩壊させるのはやめてほしい」という視聴者の声も少なくありませんでした。

衝撃の「未完結」最終回

 そして迎えた最終回。大妖怪の「岳山人」が殺され、犬夜叉たちが「御霊丸」という謎の男と出会い、奈落の手下だった「神楽」の協力を得て「鬼の岩」へと向かいます。そこで奈落と対峙するものの、鬼の岩から脱出することで精一杯となり、本来の目的だった「奈落を倒す」というクライマックスを迎えることなく、物語は終了してしまったのです。

 最終回のラストシーンでは、「四魂のかけら」のけがれにより妖怪化しかけた犬夜叉を「かごめ」が救い、「犬夜叉のそばにいられてよかった」「お前がそばにいてくれてよかった」という感動的なやりとりで締めくくられました。しかし、多くの視聴者は「え、これで終わり?」と困惑したのでした。

その後に訪れた『完結編』での救済

 ただ、ファンの失望は長く続きませんでした。後に『犬夜叉 完結編』というタイトルで、原作に沿った真の最終回が放送されたのです。そこでは、奈落との決戦や四魂の玉の消滅、そして現代に強制送還されたかごめが再び犬夜叉と奇跡の再会を果たすという、原作ファンが待ち望んだ結末が描かれました。

 ただし『完結編』は全26話という限られた話数での制作となり、原作の名シーンの一部がカットされてしまいました。また、一部地域のみでの放送だったため、視聴できなかったファンも少なくなく、そういった点での不満の声もあったようです。

新たな高橋ワールドへの期待

 高橋留美子先生の作品は『うる星やつら』や『らんま1/2』など、近年続々とアニメ化されています。そして2026年春には、現在「週刊少年サンデー」(小学館)で連載中の最新作『MAO』がアニメ化されることが決定しました。令和の少女「黄葉菜花」が大正時代に迷い込み、900年生き続ける陰陽師「摩緒(まお)」と出会うというこの物語も、『犬夜叉』同様に時代を超えるファンタジーとなっています。

『犬夜叉』の放送終了から長い年月が経ちましたが、その最終回は今でもアニメファンの間で語り継がれる伝説となっています。新作『MAO』では、そんな事態が起きないことを願うファンも多いのではないでしょうか。

配信元: マグミクス

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