朝晩には少しずつ秋の気配が漂いはじめたものの、昼間はまだ汗ばむような陽気が続いています。今年の秋は、残暑から冬への移ろいがあっという間に訪れるかもしれません。
この先の季節を心地よく過ごすヒントとして、読売テレビ『かんさい情報ネットten.』のお天気コーナー「スケッチ予報」でお馴染みの気象予報士・蓬莱大介さんに、この秋の天気の特徴や残暑の見通し、さらには紅葉や台風の気になる情報も伺いました。
10月前半も半袖が手放せない!
今年の夏は過去127年間で最も暑く、熱中症による搬送者数は約10万人と過去最多に。そんな記録的な夏が、ようやく終わりに近づいてきました。……ようやくです!
とはいえ10月前半も日中は30℃近くまで気温が上がる日がありそうです。朝晩は涼しくても、昼間はまだ半袖が活躍。羽織ものを組み合わせながら、衣替えは10月半ば以降にするのがおすすめです。
寒くなるのはいつ?
夏が終わりに近づいているのに、秋台風が来ていないと感じていた方もいるのでは? それは、これまでにない強い高気圧がブロックしているため。
ただし、10月には台風が発生し、もし日本に上陸するようなことがあれば、海面水温の高さから勢力が強まる可能性も。油断せず、最新の気象情報を確認しましょう。

