ミラノ・コルティナ五輪アルペンスキー女子滑降が現地2月8日に行なわれた。1月30日にスイスで開催されたワールドカップで左膝の前十字靭帯(ACL)断裂という大怪我を負いながら強行出場した米国代表のリンゼイ・ボンが序盤で転倒して途中棄権となった。
13番目に登場した元金メダリストだったが、ジャンプ後の空中でバランスを崩して雪面に身体を叩きつけられる形で落下9日前と同じく。担架でヘリコプターに引き揚げられて搬送された。
英紙『Daily Mail』が現地2月4日に配信した記事によると、過去にボンのサポートチームに所属した経験があるベルギーオリンピック委員会のチームドクター、ヨハン・ベルマンス医師は次のように出場の難しさを語っていた。
「1回限りのオリンピックで、最新の装具があれば出場できる。もっとも、驚異的な筋力が必要だ。靭帯は安定性に不可欠。ブレース(靭帯補強材)と筋肉の併用で大きな力を吸収できるが、筋肉を適切な緊張状態にするのは決して容易ではない」
ボンは2010年バンクーバー五輪金メダリストで、ワールドカップ総合優勝4回のレジェンド。19年には一度競技から離れたものの、24年に復帰し5度目の五輪出場となっていた。怪我直後にもSNSで「諦めたりしない! 実現させるために、精一杯頑張る。チームのみんな、そして素晴らしいサポートをしてくれる皆さん、本当にありがとう。これからも信じて待っていて」と意気込んでいた。
6、7日の公式練習には2回とも出場し、7日には全体3番手タイムをマークするなど怪我を克服しているようにも見えていたが、悲劇的な結果となってしまった。
構成●THE DIGEST編集部
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