2026年2月5日、WBC日本代表の最終メンバー30名が発表された。大谷翔平、山本由伸、鈴木誠也ら主力に加え、今オフに渡米した岡本和真や村上宗隆も名を連ね、メジャー組は過去最多の9人に達した。
代表の中心が海外組へと移りつつある一方で、国内リーグの存在感は相対的に薄れつつある。今回の選考は、日本野球が新たな局面に入ったことを示す象徴的な出来事となった。
メジャー組が過去最多9人 代表の主軸は海外へ
今回のWBC日本代表では、メジャーリーグでプレーする選手が過去最多の9人となった。大谷翔平、山本由伸、鈴木誠也、吉田正尚に加え、今季からMLBに挑戦する岡本和真、村上宗隆も選出され、打線・投手陣ともに海外組が中心を占める構図が鮮明になった。
関係者は「代表の主軸が海外組に移る流れは今後も続くだろう」と指摘する。かつてはNPBのスター選手が代表の中心を担っていたが、現在は“世界基準”で活躍する選手が自然と主役となる時代に入った。
国内組は阪神・ソフトバンクが最多 勢力図の変化が浮き彫りに
国内組の構成を見ると、阪神とソフトバンクがそれぞれ4人を送り出し、最多選出となった。近年のチーム成績や育成力の高さが反映された形だ。
一方で、かつて代表で存在感を示した巨人は大勢のみの1人にとどまった。球界関係者は「人気やブランドではなく、現在のパフォーマンスがより重視される時代になった」と話す。代表選考は、NPB内の勢力図の変化を象徴する結果となった。
