そんな経験はありませんか?
それはただの寒さから来る冷えではなく、もっと大きな原因があるかもしれません。
女性特有の冷えの悩みには、生理痛やPMSなどが関わってくることも。
今回は、女性の下半身の冷えの原因、そして簡単に今日から始められるセルフケアについて、あんしん漢方薬剤師の中田早苗さんに解説いただきます。
下半身冷えは“巡り乱れ”サイン

下半身の冷えには、さまざまな要因が関わっています。
その原因のひとつが、女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)、そして自律神経の関係です。
エストロゲンには、血流を促す役割がありますが、ストレスや不規則な生活によってホルモン分泌が乱れることで血管拡張作用が低下し、からだの末梢部の冷えにつながります。
とくに、子宮や卵巣が詰まっている骨盤は血液が滞りやすい構造をしているため、冷えなどの影響を受けやすい部位でもあるのです。
また、排卵から月経開始までの期間は、エストロゲンが減り、プロゲステロンが増えます。
本来、プロゲステロンは体温を上昇させますが、プロゲステロンの分泌が不安定だと体温調節が適切に行えず、冷えの原因になります。
こういった不調に加え、日常的にストレスや疲労がたまって自律神経が乱れると、生理痛やPMSの症状が重くなってしまうことも。
その前に早めの対処が必要なのです。
巡りUP!ぽかぽか習慣BEST3

ここからは、からだの巡りを高め、からだを芯から温める生活習慣を3つご紹介します。
骨盤ゆらし
骨盤ゆらしは、気軽に血流促進効果が期待できる運動です。骨盤周辺の固まった筋肉をやわらげ、血液循環を促しましょう。
- 椅子に座り、腰から下を前後左右に揺らす
- それを1~2回繰り返す
- 出勤前や仕事の合間などに1日3~4回を目安に行う
足首を回す
長時間のデスクワークは血流を悪化させ、筋肉を硬くします。足首を回すことで、筋肉をほぐし、血流を促しましょう。
- 椅子に座り、片方の足をひざの上に乗せる
- 足をつかみ、大きく円を描くように回す
- 時計回り、反時計回りに10回ずつ
- アキレス腱の周りを軽くほぐす
下半身リンパ流し
ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれ、下半身の血液を心臓に送り返すポンプの役割を果たしています。ふくらはぎをマッサージすることで、滞った血液とリンパを流しましょう。
- 足首からひざの裏の方向へ、両手のひらで交互にさする
- (1)を10回ほど繰り返し、ひざ裏のリンパ節を軽く押す
- お風呂上がりなど、からだが温まった状態で行うのがおすすめ
