香り高く味わい深い豆で抽出されたコーヒー
「猿田彦珈琲」は、東京・恵比寿で誕生したスペシャルティコーヒー専門店。日本神話の「道ひらきの神様」に由来する名前には、“新しいコーヒー文化を切りひらく存在でありたい”という思いが込められています。2011年の創業以来、多くのファンを魅了してきました。
訪れたこの日は、たまたま有名なバリスタ、伊藤大貴さんが店頭に。「ワールド バリスタ チャンピオンシップ2025」で世界5位に輝いたバリスタが、目の前でコーヒーを淹れてくれるという、思いがけないタイミングでした。通常は京都祗園店におられないので、ラッキーでした。
「カフェラテ」(HOT/ICED)各580円
「カフェラテ」などのエスプレッソドリンクには、京都祗園店のために開発されたオリジナルブレンド「KYOTO ’til Infinity」を使っています。長年直接買い付けているエチオピアの生産者ニグセ・ゲメダ氏の豆をベースに、世界で活躍するバリスタたちから高く評価されているコロンビア・エルディビソの豆をブレンドしています。
ひとくち飲むとピーチやオレンジなどの果実味がふわり。その奥にチョコレートを思わせるやさしい甘さが重なり、フルーティーさとコクがバランスよく調和しています。
「京都ゲイシャブレンドドリップバッグ」(3パック入)1,450円
京都祗園店限定のドリップバックにも注目を。エチオピア南西部のゲシャ(Gesha)地域で発見された、ゲイシャ(Geisha)種の豆をブレンドしています。2004年の「Best of Panama」コーヒーコンペティションで高評価を受けたことで世界的に注目を集めた品種です。
繊細で華やかな香りと、複雑かつまろやかな味わいが特長です。「京都ゲイシャブレンドドリップバッグ」は、浅煎りと深煎りの2種類が用意されています。
コーヒーと相性抜群。和テイストのフード&スイーツ
(左)「ゆず香る照焼チキントースト」(イートイン560円)
コーヒーと一緒に京都らしさを感じるフードやスイーツを楽しめるのも「猿田彦珈琲 京都 祗園」ならでは。「ゆず香る照焼チキントースト」は、蒸し鶏、きのこ、玉ねぎをたっぷりのせた具だくさんトースト。京都の特産・九条ネギに海苔の香ばしさ、ふわっと立ち上がるゆずの香りが重なった和風の味わいです。甘辛い照焼ソースがコーヒーのコクとよく合い、ボリュームがあるのでブランチにもおすすめ。
「キャロットケーキ」(イートイン520円/テイクアウト510円)
「キャロットケーキ」は、夏みかんをブレンドしたマーマレードをキャロット生地に練り込み、クルミやリンゴも加えた、食感豊かな一品。しっとりしながらも重すぎず、後味はすっきり。さっぱりとした甘さで、コーヒーのおともにぴったりです。ちょこんとのったオレオもアクセントになっています。
「アイスクリーム」左から「和三盆みるく」「山椒とチョコレート」「ニッキと木苺」(イートイン各550円)
京都祗園店限定のアイスクリームは、和テイストが光る3フレーバー。「和三盆みるく」は、和三盆糖ならではのやさしい甘さが特長。「山椒とチョコレート」は、カカオ分の高いチョコレートに、華やかな山椒の香りを効かせた大人の味。「ニッキと木苺」は、甘酸っぱい木苺に、ニッキのやわらかな香りが余韻として残ります。どれも甘さ控えめで個性のある味わいで、コーヒーと一緒に、季節を問わず楽しみたいデザートです。他にも京都の「柳桜園茶舗」の抹茶を使った「抹茶ショット」や、京菓子司「末富」の和菓子もラインナップ。
\from Writer/
観光地としてにぎわう祇園にありながら、落ち着いた心地よい時間が流れていました。日本庭園を思わせる空間や、壁に描かれたアート、京都らしさを取り入れたフードやスイーツなど、この場所でしか味わえない魅力が随所に散りばめられた大人のカフェです。
猿田彦珈琲 京都 祗園
住所:京都府京都市東山区祇園町南側551
電話番号:075-741-7336
営業時間:8:00〜22:00
定休日:施設に準ずる
※最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
写真・文/Shiori

