
長尾謙杜(なにわ男子)が、2月9日に大阪・生國魂神社で行われた映画「木挽町のあだ討ち」の大ヒット祈願イベントに柄本佑と共に登壇。本殿で御祈祷を受け、玉串奉納を行い、大ヒットを祈願した。
■上方文化と深い関係のある大阪最古の神社・生國魂神社で御祈祷
「木挽町のあだ討ち」は、第169回直木賞・第36回山本周五郎賞をダブル受賞した永井紗耶子の時代小説を映画化したもので、長尾が仇討ちの使命を背負う若侍・伊納菊之助を、柄本が仇討ち事件の真相を探る田舎侍・加瀬総一郎を演じている。
今回の大ヒット祈願イベントは、本作の物語の舞台が“歌舞伎の芝居小屋”ということにちなみ、芸能上達の神として信仰を集め、浄瑠璃や歌舞伎「曽根崎心中」など上方文化と深い関係のある大阪最古の神社・生國魂神社(愛称:いくたまさん)にて実施。御祈祷後、同敷地内にある「浄瑠璃神社」にて“芸能上達絵馬”を奉納した。
前日から厳しい寒さが続き、雪も降る中でのイベントとなったが、御祈祷を終えた柄本は「いよいよ公開するのかぁ、と緊張感が高まってきています。昨日、一昨日、そして今日もちらほらと雪が降っていたりもして、この映画にとっていい始まりの日になったかな」と映画で印象的な仇討ちシーンと重ねて心境を伝えた。
長尾も「御祈祷させていただいて、ようやく始まっていくんだなということを改めて実感しました。雪も降り、雪のシーンの雰囲気も思い出しました。今は空気も冷たいですが、この映画で日本が温まったらいいなと思います」と本作が多くの人に届くことを期待を込めて語った。
■長尾「一人の観客として、映画を観てすごく面白い作品だなと感じた」
公開を控えた今の気持ちを聞かれると、柄本は「ドキドキしますね。この映画を皮切りに、時代劇というものが改めて見直されて、時代劇が盛り上がっていく要因の一つになっていけたらいいなと思います」と時代劇映画の人気再燃を願った。
一方、長尾は「出演者としてではなく、一人の観客として、映画を観てすごく面白い作品だなと感じたので、早く皆さんに観ていただきたいなと思います」と観客目線で映画の感想を語った。
奉納された絵馬に何を書いたのか尋ねると、柄本は「『大ヒット“喜”願』と書かせてもらいました。この映画は最後ほっこりとした気持ちになり、笑顔の印象があるので、笑顔で願わせてもらおうかなと思い、このように書かせてもらいました」とコメント。
長尾は「『日本と時代劇の素晴らしさが広まりますように』と書かせてもらいました。皆さんが大切に育て上げてきたものを若者の力で少しでも広めていくお力添えができればいいなと思い、願わせてもらいました」と、それぞれが書いた内容とその理由を明かした。


■柄本「時代劇を作れるという喜び、愉しみのようなものを全身で感じた」
本作は、東映京都撮影所を中心に、オール関西ロケで敢行。京都での2カ月の撮影について、柄本は「東映京都撮影所のスタッフがみんな生き生きしていた。時代劇を作れるという喜び、愉しみのようなものを全身で感じた。仕事に関しても、セットも衣裳も小道具も各部全て素晴らしかった。火が燃えているようで、改めて素敵な作品に関わらせていただいたなと思いました。だからこそ、ヒットしていただきたいなと思います」とコメント。
長尾も「東映京都撮影所で撮影させていただいたことがすごく光栄に感じています。いざ行ってみると、不思議な空間ではあるんですけど、皆さん本当に温かくて、ホームのように迎えて下さって、またすぐに遊びに行きたいなと思いました。」と振り返った。

■長尾「初めて時代劇を見る方にもすごく楽しんでいただける作品」
お互いの印象について、柄本は「長尾さんはまっすぐな目をされている、非常に聡明な方。色んなものを持たれている方だなと尊敬しています」と後輩ながらしっかりとした態度に敬意を表すると、長尾は「柄本さんはとても温かい方という印象です。ご家族、後輩、スタッフの方々と話すときもすごく温かさをもっていて、雰囲気や話し方ににじみ出る方だなという印象です」と柄本が作り出す温かい空気を絶賛した。
最後は、長尾が「初めて時代劇を見る方にもすごく楽しんでいただける作品だと思いますし、美しさや殺陣のかっこよさやそのほかにもたくさんの魅力が詰まっています。初めて見た方も楽しんでいただけますし、2回目以降の方も全て分かった上で見ても面白い作品になっていると思います」と見どころを伝えた。
そして柄本は「ポップで明るい推理物でありながら、しっかりと古き良き時代劇というものを踏襲していて老若男女世代を問わず楽しんでもらえると思います。現代劇で今の人が助け合いであるとか愛であるとかを語るとちょっと恥ずかしく思えてしまうことも、時代劇というフィルターを通すだけで、意外とすっと観客の心に届いたりすると思う。この映画は人助けや愛が詰まっているので、それを非常にストレートに届けている作品なので、皆の胸に届くと思います。とはいえ、見方としては自由に、気張らずに見ていただければと思います」と締めくくった。
映画「木挽町のあだ討ち」は2月27日(金)より全国公開。


