ミラノ・コルティナ五輪、現地2月9日(日本時間10日)で開催されたスノーボード女子ビッグエア決勝。予選通過の12人で争うなか、今季世界ランク1位の村瀬心椛が会心の演技で金メダルを獲得した。
1本目で「バックサイド1440」で89.75点をマークすると、72.00点の2本目を経て臨んだ勝負の3本目、村瀬は圧巻のパフォーマンスで89.25点、合計179点(3回試技のなか異なる技2回の合計点で順位が決まる)でトップに立ったのだ。
表彰式後、インタビューに対応した村瀬は「夢を見ているんじゃないかというくらい、ものすごく嬉しい」と語った。
「3本とも攻めるのは決めていました。最初から1440をやって、2本目は1200になってしまいましたが、最後まで諦めずに臨めました」
勝因は不屈の精神にあった。実際、村瀬は3本目に向けて「やるしかない。絶対に立ってやる」という気持ちで挑んでおり、その強気のスタンスが最高の結果に結びついた。前回の銅メダルとは違う金メダルの重みは違う。
「金は違う重みで、今まで頑張ってきたものが全て詰まっています」
スノーボード日本女子史上初の五輪金メダル、歴史を変えた村瀬はその点について「本当に嬉しいです」と笑顔で答えた。
前回大会で銅メダルを獲得してからの4年間、「怪我だけじゃなく、成績が出ない年もあって」順風満帆ではなかった。それでも諦めず、「皆さんのおかげ」で頂点まで上り詰めることができた。感謝を忘れない村瀬の笑顔が眩しかった。
<決勝順位>
1位/村瀬心椛(日本) 179.00点
2位/ゾイ・サドウスキー=シノット(ニュージーランド)172.25点
3位/ユ・スンウン(韓国) 171.00点
4位/ミア・ブルックス(イギリス) 159.50点
5位/シャン・シャオナン(中国) 144.50点
6位/鈴木萌々(日本) 136.25点
7位/テス・コーディ(オーストラリア) 131.00点
8位/アンナ・ガッサー(オーストリア) 121.25点
9位/深田茉莉(日本) 115.00点
10位/メイラ・ストーカー(オーストラリア) 107.50点
11位/岩渕麗楽(日本)103.25点
12位/ハナ・カラー(オーストリア) 89.00点
構成●THE DIGEST編集部
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