現地時間2月7日(日本時間8日、日付は以下同)、ヴィンス・カーター(元トロント・ラプターズほか)とトレイシー・マッグレディ(元オーランド・マジックほか)、そしてWNBAのレジェンド選手キャンディス・パーカー(元ロサンゼルス・スパークスほか)が出演するライブ番組が配信された。
レジェンドたちは現役引退後の生活や、13日から始まるNBAオールスター・ウィークエンド、スラムダンク・コンテストといったテーマでトークを展開。番組の終盤には、今季のアウォードが話題に上がった。
今季もMVP筆頭候補にはデンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチ、オクラホマシティ・サンダーのシェイ・ギルジャス・アレキサンダーが挙がっているが、マッグレディはジェイレン・ブラウン(ボストン・セルティックス)をプッシュ。
WNBAで2度のMVP受賞経験のあるパーカーは、今季リーグトップの平均32.8点に7.8リバウンド、8.6アシスト、1.5スティールを誇るルカ・ドンチッチ(ロサンゼルス・レイカーズ)を推挙した。
パーカーは、元レイカーズのコビー・ブライアントを引き合いに、そのプレーの素晴らしさに人々が見慣れてしまい、ドンチッチのハイレベルなパフォーマンスが“当たり前”になってしまっていると指摘していた。
「私が言いたいのは、ルカとコビーね。素晴らしい選手のプレーぶりに見飽きちゃダメってこと。ルカ・ドンチッチはビーストでしょ。でもある程度、私たちはその偉大さを見落としていると思う。その偉大さは長い間見続けられるものだから。正直な話、あなた(マッグレディ)の時も少しそうだったと思う。
偉大さを見落とすというのは、例えばMVPを勝ち獲ったから今年だ、みたいなことだと思う。そうでしょ?ルカがやっていることを見て、私たちは見飽きるわけにはいかない」
キャリア20シーズンをレイカーズ一筋でプレーしたコビーは、15シーズンで平均20.0点以上、3シーズンで大台の平均30.0点超えを記録。シーズンMVPこそ一度のみだったが、リーグ最高級のレベルを長期間キープし続けた。
ドンチッチはNBA入りから毎シーズン、平均21.0点、7.8リバウンド、6.0アシスト以上を残し続けている。昨季こそケガで50試合の出場に終わったが、キャリア2年目から5シーズン連続でオールスターとオールNBA1stチーム入りし、MVP投票でも8位以内に入っていた。
リーグには彼らのほかにも、ケイド・カニングハム(デトロイト・ピストンズ)やヴィクター・ウェンバンヤマ(サンアントニオ・スパーズ)など、所属チームをカンファレンス上位へ導き、トップレベルの活躍を続ける選手たちがいる。
それでもパーカーは、ドンチッチこそがMVPにふさわしいと考えているようだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
【画像】シャック、アイバーソン、コビー、レブロン、カリー、ヨキッチ…2000年以降のMVPを受賞当時の写真で一挙振り返り!

