「混ぜるな危険!」が本当になった立憲民主党と公明党による野合「中道改革連合」が招いた、衆院選での歴史的大敗。議席数は公示前の167から49へと激減した。ただ、旧公明党議員は全員が比例当選して28議席を獲得。そのアオリを食った旧立憲民主党議員が144から21に議席を減らす「独り負け」で選挙を終えることになった。
中道改革連合の惨敗により、小沢一郎氏や枝野幸男氏、岡田克也氏といった、かつての総理候補や党代表クラスが軒並み落選。比例復活という「クモの糸」さえも無情に断ち切られた彼らは、開票日翌日からいわば「ただの人」として市井に放り出されることになったのである。全国紙政治部記者の話。
枝野氏(埼玉5区)は当選11回の大ベテランで、民主党政権下の菅直人内閣では官房長官となり、立憲民主党を結党して初代代表となった。岡田氏(三重3区)は鳩山由紀夫内閣、菅直人内閣では外相、野田佳彦内閣では副総理、立民でも幹事長を歴任するなど、長く内閣や党の要職についてきた、12回当選のベテランだ。
小沢氏(岩手3区)にいたっては、今回の選挙で中曽根康弘元首相と並ぶ、戦後最多の通算20回の当選を目指していたものの、比例復活もかなわなかった。彼らにとってはまさに驚天動地、予期せぬ大惨敗だったのだろう。
選挙前までは「センセイ」と呼ばれ、公用車で闊歩した彼らの「再就職先」はあるのか。すでに永田町では信憑性がはっきりしない噂が飛び交っているというが、
「小沢さんは御年80歳ということもあり、岩手県奥州市の私邸で民主党政権の失敗と自らの政治手法を振り返る『回顧録』の執筆に入るのではないか、という話が流れています。枝野さんは弁護士資格はあるものの、長年の政治生活で実務からは遠ざかっている。当面は都内の事務所に籍を置きつつ、得意のアイドル論やアニメを語る文化人タレントへに転身するのではないか、と。どこまで正確なのかはわかりませんが…」(永田町関係者)
一方、敗戦の弁で「ネットのせい」と語ったことでXにトレンド入りし、「ダメだこりゃ」議論が沸き起こった岡田氏の家業は、あのイオングループ。ただ、本人の「原理主義、潔癖症」が再就職の壁になる、との声もあるようだ。
いずれにせよ、「特権」をもぎ取られた彼らが歩む道は、そう平坦ではなさそうである。
(灯倫太郎)

