ある日、読者からこんなリクエストが届いた。
内容をざっくり言うと、「浅草でハシゴ酒イベントがやっているらしい。ひとり飲みにも良さそうなので、行ってみてはどうか」というものだ。
なんでも、期間限定で開催されている日本最大級のはしご酒イベント「酔いの宵」なるものがあるという。ひとり酒にももってこいとのこと。そんなもん行くっきゃねえだろう‼︎
というわけで、今回のひとり飲みの舞台は浅草に決まり! オラ、ワクワクすっぞ‼︎
・「酔いの宵」とは
「酔いの宵」とは、浅草・観音裏エリアの飲食店が参加する大型はしご酒イベントだ。参加店舗では、フードとドリンクをセットで1000円で試せる「せんトラ」セットが提供されている。
2026年で第6回を迎えるこのイベントは、毎年2月に開催されているという。今年はなんと113店舗が参加しているようだ。
さて、浅草駅に到着したはいいものの、私は浅草にあまり馴染みがない。観音裏がどこなのかさっぱり分からず、駅員さんに尋ねてみるが、駅員さん自身も若干「?」という表情だった。
どうやらこのイベント、浅草全体が盛り上がっているというより、観音裏エリアを中心としたローカルイベントらしい。
「観音通りのことでは?」と案内され、観音通りへ向かうもイベントの空気感が全くない。どういうことだってばよ……。
調べ直したところ、観音裏とは観音通りではなく、「浅草寺(観音様)の裏手エリア」のことを指すらしい。なんてこったい。
・1軒目:たこ焼き居酒屋 taco44
慌てて浅草寺方面へ向かい、ようやく辿り着いたのが「taco44」と書いて「たこよし」と読むこの店だ。
亡き父から受け継いだ秘伝の味を広めるため、大阪から上京した店主が営む、活気のあるたこ焼き居酒屋である。
ここでの「せんトラ」セットは3種類あり、「店主の地元・大阪のお酒+たこ焼き3個」のセットを選択。お酒は堺市生まれのクラフトビール「古墳」、たこ焼きは塩味をチョイスした。
ほどなくして、瓶ビールが運ばれてくる。自分で注ぐスタイルだったのだが、思いのほか上手に注げたのではないだろうか。
それではさっそく……乾杯!
うま〜〜〜‼︎
「古墳」はフルーティな味わいで、ヨナヨナエール系の甘めビールが好きな人は確実にハマるかと。私はかなり好みだった。
たこ焼きはネギとマヨネーズがたっぷりかかっており、さっぱりしつつもコクがある。「外はカリッ、中はトロッ」の王道タイプで、中にはしっかり大ぶりのタコが入っていた。
店員さんも非常にフレンドリーで、常連らしきお客さんがひっきりなしに出入りしている。あまりの人気ぶりに、いつの間にか相席になったおじさまと乾杯する流れになっていた。
ちなみにこのおじさま、イベント初日から毎日はしご酒をしているらしく、この店が30店舗目だという。どんな体力してんだ。
ここで次なるおすすめの店を店員さんに尋ねてみると、「観音裏 酒処 雄」が良いとのこと。なんでも店主が陽気で楽しいらしい。最高じゃん! ということで、そのまま次の店へ向かうことにした。
